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約9割が感染!「キス病」とは?

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エボラ出血熱が世界を騒がせ、デング熱が日本を騒がせている昨今。インフルエンザなどもそうだが、こうした感染するタイプの疾病には、決して他人事とは思えない怖さがある。

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一方で、風邪などもキスでうつると耳にしたりもする。実際のところ、お年ごろの僕たちとしては、キスがどの程度のリスクをはらんでいるものなのか、とても気になるところだ。新宿ライフクリニックの須田隆興先生に聞いてみよう。

「風邪など、飛沫感染によって拡散していく病気は、キスでうつる可能性もゼロではありません。虫歯の原因菌が唾液を媒介として、キスや食べ物の口移しでうつるのも有名ですよね。また、“Kissing disease(キス病)”という俗称を持つのが、伝染性単核球症です。これはキスによってEBウイルスという病原体をもらうことで発症するもの。場合によっては発熱などの症状を引き起こし、9割方の人が知らずに感染を経験しているものでありながら、あまり知られていないんです」

須田先生によれば、ほとんどの人は乳幼児の段階で、両親からEBウイルスをもらい、症状を発症しないまま免疫が形成されているという。

「ところが、学童期以降にEBウイルスに感染すると伝染性単核球症を起こし、高熱が1~2週ほど継続したり、激しい咽頭痛を起こしたりすることがあります。これは乳幼児の時期にたまたまEBウイルスをもらうことがなく、免疫のないまま思春期になり、他人とキスすることで起こるケースがほとんど。キス病と呼ばれるゆえんですね」

症例としては非常に稀らしいが、付き合い始めた相手が免疫を持っているかどうかなど、事前に知りようがないから、対策が難しい。

「ただ、不幸にも自分とのキスが原因で相手が倒れてしまったとしても、よほど悪条件が重ならないかぎりは、大事には至りません。慌てず、一度医師の診療を仰ぎましょう」

不意にこうしたケースに見舞われた時のために、可能性の1つとして覚えておくといいだろう。
(友清 哲)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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