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「自活できない若者」は意外と悩んでいない? 「年収200万でスローライフ」と気楽な声も

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人と仕事研究所の「平成26年度パートタイマー白書」によると、非正規雇用で働く20代の未婚男女の62.6%が、収入が低すぎて「自活できない」「親などの支援が不可欠」と答えたという。

これをキャリコネニュースが取り上げたところ、若い読者の多いニコニコニュースから500件を超えるコメントが寄せられた。この中には苦悩を訴える声の一方で、「収入低くてもやっていける」という意外な声も散見された。
正社員になってまで「ガツガツ働きたくない」

白書によると、非正規雇用の年収は「103万円以下」が32.7%と最も多く、300万円以上は7.5%しかいない。「車離れ」「恋愛離れ」など経済活動の停滞や少子化が若者のせいにされるが、カネがないのにできないという声もあがる。

「この状況で車を買え子供を生めって土台無理な話だわなw」
「増税に電気代の高騰に、ブラック企業の増加、そんな中では自活さえ大変なのに、ましてや結婚して子供…そりゃ人口も増えないよ」

このような不満を漏らす若者世代に対し、「自分で活路を見いだす努力くらいはしろよ」「極論働きたくないだけだろ?」とゲキを飛ばす人もいる。

その一方で、自活できない人の多くは「求める生活水準が高すぎるだけ」という意外な声もあり、「それほど問題を感じていない」というコメントも一定数ある。親世代と比べると少なく見える年収300万円以下でも、「充実している」生活を送る人がいるのだ。

「月手取り20万だけど普通に暮らしてるし趣味もできてる」

「手取り12万から親に仕送り、3万貯金に3万電気光熱ガスに3万食費に1万(で)余裕で暮らせる。少しだがゲームに課金も出来るぞ」

「年収200万でスローライフを楽しんでますお。一食150円電光熱費別で健康的な食生活できるし適度に運動すれば健全に過ごせる」

非正規に同情する声に対し、正社員になってまで「ガツガツ働きたくない」という人もいた。実家暮らしなら、非正規でも金は結構貯まるのだという。

有名大学卒の若者が、週休4日で働く「ゆるい就職」の求人説明会に多く集まったというニュースもあった。親世代が理想としてきた生活スタイルから、若い世代が脱却し始めていると言っていいのかもしれない。
働かないオジサン問題は「下の世代を育てないこと」

また記事では、親世代の50代正社員の平均年収が756万円と高水準ながら、社内では「使えない」と批判されていることを紹介したが、若者の視点からの不満や問題解決方法が示された。

まず、中高年がいまさら最新のIT環境に適応するのは困難だ、という意見。自身の父親について「アナログ人間でスカイプの使い方すら分からないし覚えない。どうやって仕事してんだ…」と疑問を持つ人もいた。

その一方で、自分で手を動かすことが難しくなった中高年は、若い世代を適切に育成することで価値を生み出すべきという意見もある。

「自分のポジション守るのに必死で下を育てようとしないっていうのは、生産性的に問題あるね」

それでも部下を育てられない上司は「全て平社員に戻すべきだろ」という意見も。何もしない中高年に高給を払い続けるより、その金で「次代を育てられる人」と「若手」を雇った方がはるかに会社のためになると指摘する。年功序列を見直し、「完全出来高制」を導入すべきという意見もある。

ただ、こうした親世代を、会社が高い給料で雇ってくれているから、かろうじて若者世代の生活が成り立っているのだ、と分析する人も。

「迂闊に上の世代を圧迫すると、下の世代に時限爆弾を残すことになるっていうのは確かだと思う」

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