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客先から「……かな入力できない」 コミュ障上司Z氏の「初Mac騒動」

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新人さんは、そろそろ実務に入った頃でしょうか。新卒であれ中途採用であれ、すぐパーフェクトにこなせるわけがありません。分からないことというのは、誰にでもあることです。

というわけで、分からないことがあったら同僚なり先輩なりに質問してください。……と普段言うことが多いのですが、質問の仕方によっては相手を怒らせる結果になるのも現実です。今回は、相手を怒らせる質問方法の最たるものをご紹介させていただきます。
客先にまで行って、その疑問ですか?

登場するのは、我らが反面教師・Z上司。「こんな奴おらへんやろ!?」と思われるかもしれませんが、現実に存在するので困ってるんですよ、マジでマジで。

勤務当初、親会社からMacユーザのトラブル対応について、優先して案件が振られるのは私でした。後輩に振られることもまれにあったのですが、何故かZ上司には絶対に割り当てられていなかったのです。不思議に思って担当さんに聞いてみると、

「Zさん、Macできないって言ってたから」

とあっさり。いや、私もMacはそんなに得意じゃないんですよ、CD-ROM取り出すのに「アイコンをゴミ箱に捨てればいい」って、この会社に入ってから知りましたよ……(今までサーバ・クライアント共にWindows系がメインだったため)。

しかし、Macユーザが増えるにつれ、サポート量も増えてきます。いつまでもわがままを言ってはいられません。というわけで、Z上司もとうとうMacユーザの出張サポートに行くことになりました。

みんな不安に思っていましたが、私は私で別のお客様が入っていたので、かまってる暇などありません。そもそもいい大人なんですから、なんかあったら連絡あるでしょさすがに。

と思っていたところ、Z上司から電話がありました。どうしましたか?と聞くと、一言。

「……Mac、かな入力できない」

新人さんなら良かったんですけど

一瞬固まってしまいました。それが客先で、人にモノを尋ねる言い方?!「え、そのレベルから? 」と言いかけたのをぐっと飲み込んで、私は答えました。

「キーボードに『かな』ってキーがありませんか?」
「……あ」

ぶつっ。つーつーつー。電話が切れました。お礼もなく。いつものことですが。携帯電話をポケットに仕舞い、溜息とともに出た言葉は、

「……そんなこともわからないのですか……」

彼が後輩に質問された時に決まって口に出す、あの言葉でした。

この話はそこで終わらなくて。たまたまこの会話をお客様に聞かれたために、「新人さん?ちゃんと教育してあげなきゃダメだよ」と言われてしまい、「新人さんなら良かったんですけど、上司なんですよね……」と答えたところ、哀れみの視線とともにケーキをごちそうしてもらいました。あの時のお客様、ありがとうございます。

そして1年経ったある日。新人教育中にZ上司が、「MacはWindowsと違ってキーボードの『かな』キーを押さないと、かな入力はできない。これは常識だ! 俺は昔から知っていたけどな」とドヤ顔で言い出したそうです。

これを聞いて、1年前の話を知っている同僚(Mac使い・元ヤンキー)がキレて、Z上司を問答無用で殴ってしまったのだとか。

「事務所で喧嘩があって、原因が光明さんって聞いたけど、どういうこと?」

と、外出でその場にいなかった私に対し、専務から問い合わせがかかってくるという事件まで発生したのでした。

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