ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

宮沢賢治の世界を題材に花巻~遠野~釜石を走る「SL銀河」

DATE:
  • ガジェット通信を≫

 岩手県は作家・宮沢賢治ゆかりの地でもあり、『遠野物語』など古くから民話の町として知られる。その地を昔ながらのSLが黒煙を吹かしながら走る姿は、童話の世界そのものだ──。

 東日本大震災後、復興支援の一環として始まったのがSL銀河だ。花巻駅~釜石駅を土日祝1日1便運行している。鉄道写真・映像カメラマンの佐々倉実さんはこう話す。

「車内は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにしており、1号車にはプラネタリウムがあります。他にも、宮沢賢治関連の書籍が置いてあったり、賢治の絵画やイラストなどの作品を展示しているスペースもあり、彼の世界に浸れます」

 車内は賢治が生きた大正から昭和をイメージしており、木目調のひじかけや取っ手、座席の上にはステンドグラスが目を引く。

 宮守駅近くのめがね橋など、『銀河鉄道の夜』の主人公にでもなった気分が味わえる。

「遠野で1時間ほど停車しますが、ここでは語り部が、遠野にまつわる民話などを語ってくれます。また、駅周辺にはカッパ像があちこちにあるので、それを背景に記念撮影をするのもいいでしょう」(佐々倉さん)

 SL銀河は、釜石行きの下りが土曜、花巻行きの上りが日曜日に運行されている。また、発着駅となる釜石や花巻も見どころが豊富にある。

「花巻駅は宮沢賢治ゆかりの施設などもありますし、釜石では駅前の復興商店街『サン・フィッシュ釜石』で買い物をしてほしいですね」(佐々倉さん)

 約4時間以上の乗車になるが、車内や車窓の景色も見どころが多く、時の経つのを忘れられそうだ。さらには、列車搭載初となるプラネタリウムが1号車にはあり、約10分のオリジナルプログラムを上映している。

SL銀河(岩手県)
【区間】花巻駅~釜石駅を土日祝1日1便運行
【所要時間】約4時間30分
【料金】花巻~釜石間の乗車券1660円、指定券820円(子供は半額)

※女性セブン2014年9月18日号


(NEWSポストセブン)記事関連リンク
鈴木京香 元恋人・堤真一のオファー受け11年ぶり朗読劇共演
宇多田ヒカル 岩手で冷麺食べて律儀にアンケート記入
世界的影絵作家・藤城清治氏 被災地題材にした影絵展を開催

NEWSポストセブンの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP