【Interview】webサイトの改善点を自動発見するツール「Sure!」に接近!

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企業にとって、今や欠かせないビジネスツールとなったホームページ。会社の顔であり、業務内容を知る最短距離の手段として、非常に重要な役割を果たす一方、その改善点を見出すことは、意外に難しいと言われている。どこを直せばいいかわからず、堂々めぐり……。webサイト担当者には、頭の痛い問題だろう。

そこで登場したのが、ASP サービス「Sure!(シュア)」。Google AnalyticsまたはAdobe Analyticsのアクセス解析データのインポートによって、サイトの成果への影響が大きい課題を自動抽出。人の手を一切介さず、改善提案まで行うという、画期的なツールである。

提供元は、webサイトコンサルティング事業を手がけるWACUL。開発までの道程について、代表取締役社長、大津 裕史(おおつ ひろふみ)氏から伺った。

自社独自のアルゴリズムとノウハウを自動化

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Q1、ツール開発のきっかけと経緯について、お聞かせください。

「webサイトの成果に対して、改善余地のある課題を明らかにすること」にはとても価値があることだと気付いたのが、そもそもの開発のきっかけです。これは、弊社がもともと展開しているwebコンサルティングサービスから得た気付きでもあります。

この価値だけを切り取って、なるべく多くのお客さまに届けたい。そう考えましたが、当然人の手を使っているうちはサービス提供量に限りがあります。そこで、もともと持っていた独自の解析アルゴリズムやノウハウを全自動化し、課題発見ツール「Sure!」という形で開発、サービス提供していくことに踏み切りました。

Q2、「Sure!」の特徴、他にはない特色について、ご説明いただけるでしょうか。

最大の特徴は、成果に関わるサイト内のすべての課題を全自動で発見できる点です。解析のアルゴリズムはすべて弊社のコンサルティングサービスで得た知見から作られており、既に弊社が指摘するだけでお客さま自ら改善施策を実行し、成果をあげている方も多数いらっしゃいます。

フォーム改善のためのEFOツール、LP改善のためのABテストツールなどは今までもありましたが、サイト全体の課題を発見し、改善アクションを提案するツールというのはかなり革新的だと自負しております。

また、事前設定も非常に簡単です。アクセス解析ツール(Google Analytics、またはAdobe Analytics (旧サイトカタリスト)のアカウントを連携いただき、ちょっとした追加設定を行うだけで準備が整いますので、効率よく課題を発見できます。

低価格でスピーディーに、サイトの成果改善を実現

Q3、本ツールをどのような人たちに、どのようなシーンで使ってほしいと考えておられますか?

当然ですが、webサイトの成果改善に向き合っているすべての方に使用して欲しいと考えています。特に、「どこを直せばいいのか、分からない」という状況のときに、力を発揮できるツールだと思います。(中略)

成果を出すために、さまざまなサイト改善施策を打ちたい、でも、サイトのどの領域に、どんな改善を行えばいいのか分からない……。そんな状況に直面したとき、数字に裏打ちされた納得感のある課題と改善案の候補が出る「Sure!」をお使いいただければ、サイトの成果改善に大きく貢献できるはずです。

Q4、今後の展開について、教えてください。

今はまだβ版ですので、まずは正式版のローンチを目指したいと考えています。その後はさらに業界やサービス形態別にノウハウを整理し、アルゴリズムの精度を高めていくつもりです。

Q5、これからこのツールを使うユーザーへ、メッセージをお願いします。

「Sure!」は、現段階で月額3万円という、非常に安価での提供を予定しています。これは、webマーケティングに大きなコストを割くことが難しいスタートアップチームにも、気軽に使っていただくためです。

現サイトの課題を手軽に発見できるようになれば、今までとは比べ物にならないほど、スピーディーにサイト改善を行うことができるはずです。webサイトの成果改善に向き合っているチームの皆さまは、一度是非お試しください。

Sure!

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