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秋の夜長は絵本で癒されよう! プロが薦める“大人の絵本”4選

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忙しい毎日のなか、書店で何気なく開いた絵本に不思議と心が癒された……。そのような経験はないだろうか? 「絵本は子どもが読むもの」 という先入観を捨てて、読み進めてみると、実は大人にも多くのメッセージが投げかけられているのだ。

子どもには気づけない、大切なメッセージが隠れているかも……

そこで今回は、絵本情報サイト「絵本ナビ」編集部に、この秋、大人にオススメしたい癒しの絵本を紹介してもらった。

「おおきな木」(作・絵:シェル・シルヴァスタイン 訳:村上春樹 出版社:あすなろ書房)

▼あらすじ
同じ場所で少年を待つ木と、成長し変わっていく少年。それでも木は、いつまでも少年に惜しみない愛を与える。与え続ける者と求め続ける者、幸福なのは、はたして……? 何度でも読み返したいロングセラー絵本。白い紙に黒い線だけで描かれた絵は、シンプルながらも温かみを感じられる。村上春樹の紡ぐ簡潔な言葉が絵に力を添え、「本当の愛とは何なのか」を読者に問いかける一冊。

▼オススメポイント
「愛とは与え続けることなのか? すべての悩める人に読んで欲しい名作。余計なものを削ぎ落とし、磨き抜かれた言葉とイラスト。心に響くこの一冊が、あなたの人生を変えるかもしれません」 (絵本ナビ編集部「みどころ」より、以下同)

「どこいったん」(作:ジョン・クラッセン 訳:長谷川義史 出版社:クレヨンハウス)

▼あらすじ
ニューヨークタイムズ「2011年絵本ベスト10」に選ばれた名作を、人気絵本作家・長谷川義史氏が大阪弁で翻訳した斬新な一冊。大切な帽子を失くし途方に暮れたクマが、さまざまな動物たちに「どこいったん?」と聞いてまわる。しかし、みんな「知らない」の一点張り。けれど、さっき出会ったうさぎの頭に上には……。とぼけたストーリーのラストに、ドキッとさせられること間違いなし。

▼オススメポイント
「独特のフォルムと、とぼけた表情の動物たちが、なんとも味わい深く、視線が動くだけでハッとさせられる不思議な迫力があります。シックなアメリカ生まれの絵本に大阪弁の訳が、意外としっくり、いやピッタリとハマる、まさに絶妙の取り合わせ。クマと、帽子を頭にのせたうさぎが見つめ合うシーンの緊迫感。くまの帽子は、いったいどうなったのでしょう。これって、もしかして……? 一度読んだら忘れられないドキドキとおもしろさを周りの人たちと分かち合ってください」

「ビロードのうさぎ」(作:マージェリー・W・ビアンコ 絵・訳:酒井駒子 出版社:ブロンズ新社)

▼あらすじ
少年のもとに連れられてきた、ビロードのうさぎ。「子どもに愛されたおもちゃは、いつか本物になれる」 ということを知る。いつまでも少年の側で過ごしたいと願ううさぎに、ある日魔法が掛けられて……。すべてのページがまるで絵画のように美しい、珠玉の一冊。

▼オススメポイント
「酒井さんが描く、ビロードのうさぎの質感がとにかくたまらない! つぶらな瞳で動き出しそうなぬいぐるみだからこそ、話にリアリティーと深さが出てくるのかもしれません。男の子と、ビロードのうさぎが触れ合う場面は秀逸。いつまで眺めていても飽きません。愛らしくて切なくて、でもしっかり前を向いているこのお話。繰り返し絵本を開いてしまうのは子どもだけではないでしょう」

「ブローチ」(作:内田也哉子 絵:渡邉良重 出版社:リトルモア)

▼あらすじ
そっと触れなければ破れてしまう程の薄紙と、女性の揺れ動く心を投影した内容がリンクしているかのような、繊細で色彩豊かな一冊。重なった薄紙が次のページを透かし出し、ページをめくる度に楽しませてくれる。作家であり、歌手であり、女優でもある内田也哉子さんの綴る物語は、瑞々しい感性に満ち溢れ、時に不安定な女性の内面を描き出す。

▼オススメポイント
「『足りないことを数えすぎて満ちているいまを忘れてしまわないように』こんな言葉が、きっとあなたの心を優しく溶かしてくれるはずです」

さて、気になった作品は見つかっただろうか? 疲れた時や迷った時、自己啓発本に頼るのもいいけれど、時には絵本コーナーに立ち寄ってみよう。心を軽くしてくれる、運命の一冊に出会うことができるかもしれない。

(波多野友子+ノオト)

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