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実現間近? ガンダム技術の最前線

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今年で35周年を迎えたSFアニメの金字塔ガンダムシリーズには、実際に構想・研究されている未来の技術が作品内のモチーフとしてよく登場する。そうした細部のリアリティこそが、多くのファンをガンダムの世界に惹きつけるひとつの要因だろう。なかでも注目度の高い「核融合」「軌道エレベーター」「BMI(ブレイン マシン インターフェース)」の3つの技術を紹介しよう。

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●核融合
ガンダムシリーズに登場する多くのモビルスーツは「核融合」で動く。これは核分裂(原発などに利用)とはまったく異なる原理の夢の技術。暴走も爆発もせず、技術が確立されれば燃料をほぼ無尽蔵にある海水などから賄える。実はこの核融合、与えられた以上のエネルギーを生み出すことは達成済。現在はフランスで建設中の国際熱核融合実験炉にて、生まれたエネルギーだけで反応が続く“自己点火”をめざす段階。発電を実証する「原型炉」は2030年代に建設予定で、2050年代には発電の実用化も…? 着々と進んでいる未来のエネルギー技術だ(取材協力・日本科学未来館)。

●軌道エレベーター
地上と宇宙を結ぶ「軌道エレベーター」は、『機動戦士ガンダム00』の物語に大きく関わってくる興味深い超巨大構造物だ。現実ではロケットに代わる未来の宇宙輸送・交通システムとして、地球上から高度約3万6000 km先にある静止軌道ステーションまで、ケーブルに沿ってクライマーという乗り物を昇降させようとしている。今現在は規模を縮小したモデルによる昇降実験が行われている段階だ。実現化に向けてのネックと思われるのが、ケーブルの最適材料「カーボンナノチューブ」の研究の進展、そして資金と法整備。なお、大林組は建設費約10兆円、という試案を出している(取材協力・大林組)。

●BMI(ブレイン・マシン・インターフェース)
ガンダムシリーズには、脳波で兵器を操る描写が登場する。現実世界では脳とコンピューターを人工的に接続する技術、BMI(ブレイン マシン インターフェイス)がそれにあたるだろう。サルを使ったロボットアームの制御実験では、すでに有効性が確認されている。また四肢麻痺患者へのコンピューターカーソルの制御などが試験的に行われ実用段階に入りつつある。これらは金属電極を脳内に埋め込むといった方法だが、2009年にはホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン、国際電気通信基礎技術研究所、島津製作所が共同で「考えるだけでASIMOを動かす」実験に成功。意外に早く実用化される技術かもしれない(協力・日本科学未来館)。

なお、モビルスーツ・ガンダムそのものを再現しようという、究極の夢に挑戦するプロジェクト「ガンダム GLOBAL CHALLENGE」も現在進行中だ。こちらは18m級の実物大ガンダムを動かして一般公開しようという壮大な計画。最先端の技術に基づくアイデア、プランを世界中から募集し、『機動戦士ガンダム』生誕40周年となる2019年に成果の発表を目指すとしている。2015年2月末まで一般からのアイデアを募集中。キミの発想が、ガンダムを動かすかも?
(R25編集部)

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