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注目映画が塩田アナの涙腺を直撃?

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テレビ東京開局50周年映画『蜩(ひぐらし)ノ記』は、直木賞を受賞した同名の小説の映像化作品である。前藩主の側室との不義密通という罪を背負うも、家譜の編纂という任に当たるため10年後の切腹を命ぜられた藩士、戸田秋谷に役所広司。その見張り役、檀野庄三郎に岡田准一。その布陣からして、もう期待せずにはいられない作品なのだ。

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「泣けましたね。時代物ではあるんですが、“死”といういつか直面するテーマを描いた話なので、誰もが『その日に向けての生き方』を考えさせられ、得るものがある映画だと思います」

過酷な運命を控えながらも賢明に生きる秋谷。その姿に心を動かされる庄三郎。限られた日々のなかで愛と忠義を美しく描く同作に、テレビ東京アナウンサーの塩田真弓さんも大いに心動かされたようだ。

「夫婦や親子、上司と部下といった仕事の関係など、観る人の立場ひとつで印象が変わるんじゃないかと思いますね。特に私は、役所さんと原田美枝子さんが演じる夫婦の美しい微笑みがすごく印象に残って。そうありたいという目標ができました。家族、友人、仕事仲間に対しても『一緒に生きてきて本当に良かった』と」

2012年に産休を経て仕事に復帰した塩田アナにとっては、ことさら響いたテーマだったようだ。

「ちょうど復帰して2年が経ちました。子供がいるなかでの仕事のパターンにようやく慣れたという感覚ですね。なので、仕事に対してだんだん『こうしたい』という欲が湧いてきましたね。教育問題や人口減少問題など、大き過ぎる社会問題といかに向き合えば未来への先送りにならないか。そのために起こすべきアクションは何か、考えるようになりました」

そのあたりは大きい目標。それは、日々の積み重ねと小さな達成感があってこそのものだという。

「産休中はずっと現場に戻りたい気持ちを抱えていましたから。私はずっと報道関係に関わってきて、今は主にマーケット関連の番組を担当しています。いずれもうれしいのが、やはり視聴者の方に『へぇ〜』って思っていただけることなんですよね。だからこの映画に関しても、私の発言が少しでも興味を持つキッカケになってくれればいいなと思います。発信する側として、それはもう絶対の喜びなんです」
(吉州正行)
(R25編集部)

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