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自宅で簡単にできるお坊さん飯「精進料理」を作ってみた!

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普段、忙しくて自炊ができない人はどうしても食事がおろそかになりがち……。食生活の乱れを感じている人にオススメしたいのが、精進料理の心を受け継いだ「禅ごはん」だ。

『こころもおいしく満たす旬の禅ごはん 鎌倉、不識庵の台所から』(藤井まり著/誠文堂新光社)は、「禅ごはん」が簡単に学べる一冊

そもそも精進料理とは、寺院で日々厳しい修行に励むお坊さんが食事に満足し、元気に過ごせるように工夫された料理のこと。大きな特徴は、肉や魚を使わず、野菜や果物、海藻などを用いて作られていることで、ネギ、ニラ、ニンニク、玉ねぎ、ラツキヨウなど香りが強い五葷(ごくん)と呼ばれる野菜を使わない点が、菜食主義の「ベジタリアン料理」と異なる。

現在は、日本独自の食文化だが、もとは仏教発祥の国・インドで生まれ、中国を介して6世紀初頭に日本に伝来したとか。

今回は、自宅でも簡単に精進料理が作れるレシピを考案しており、精進料理研究家で鎌倉にある山庵「不識庵」を経営する藤井まりさんに精進料理のレシピを聞いてみた。

まず、藤井さんが提唱する精進料理「禅ごはん」とは、神奈川県建長寺等で修行し、典座(台所役)を務めた亡夫・藤井宗哲さんから受け継いだ料理で、それを家庭でも楽しめるようアレンジしたもの。

「殺生をしないで天地の恵みをいただくのが『禅ごはん』です。主役は、旬の野菜たちで、素材の味を感じられるよう、あえて薄味にしています。一口食べるごとに、心と身体が元気になるのを感じていただければ」

先も述べたように精進料理は、肉や魚がNG。そのため、かつお節や煮干し、鶏ガラなどは一切使わず、だしは植物性の旨味を利用し、ベースは昆布と干ししいたけの2種となる。

ではさっそく、藤井先生に学ぶ「禅ごはん」を作ってみよう!

豆腐とシイタケのあわびもどき

最初に挑戦するのは、いわゆる“もどき”料理。あわびをシイタケと豆腐で代用した一品だ。

<材料(2人分)>
シイタケ…2枚
片栗粉…少々
木綿豆腐…40g
白すりごま…大さじ2
白みそ…小さじ1

・A
みりん、しょう油…各大さじ1
ごま油…大さじ3
プリトマト、しし唐辛子…適量

<作り方>
(1) シイタケの軸をとって、片栗粉をふる。木綿豆腐は水切りしておく
(2) 水切りした木綿豆腐と、白すりごまをすり鉢ですり混ぜ、白みそと合わせていく②をしいたけに詰め、片栗粉をふる
(3) フライパンにゴマ油を引き、シイタケをかさの方から焼いていく。十分焼けたら、裏返して両面焼こう
(4) フライパンにAを入れ、火をとめて味をなじませていく。それを器に移し、プチトマトや焼いたしし唐辛子を添えたら完成!

オクラのすり流し

次に紹介するのは、食欲不振の夏場にうれしい一品。オクラのネバネバが、良いのどごしとなり、梅干しの酸っぱさがなんとも爽やかな味わいだ。

<材料(2人分)>
オクラ…2本
昆布だし…2カップ
梅ぼし…1個

・A
うす口しょう油…大さじ1
塩少々

<作り方>
(1) オクラをさっと茹で粗みじんに刻む
(2) 梅干しの種をとり、包丁で叩く
(3) 昆布だしにAを合わせてオクラと梅干しを混ぜたら完成!

いかがだろう。精進料理というと、なんとなく小難しくて、手間がかかるイメージがあるが、藤井さんの「禅ごはん」は料理が苦手な人でも取り組めそうなレシピばかり。食生活を改善したい! という人は、ご紹介した「禅ごはん」にトライしてみてはいかがだろう?

(両角はるか+ノオト)

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