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元銀行支店長 「無理をしてまで定期預金をする必要はない」

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 貯金を考えるなら、普通預金より金利の高い定期預金に預けた方が…と考える人が多いだろう。しかし、三井住友銀行で中野支店長の経験がある菅井敏之さんは首を振る。

「利息目当てに定期預金に預けるのは、安易な考え方ですね。定期預金の金利が3~6%あった20年以上前ならともかく、今は0.5%にも満たない。つまり、100万円を預けても1年間で5000円も増えません。

 これから貯金をしようとするにもかかわらず、無理して収入のうちの20%や30%を定期預金することに、何の意味があるでしょうか。むしろ、何かあったときのために、すぐに引き出せるお金を手元に置いておいた方がいいでしょう」

 とはいえ、いつでも引き下ろせる普通預金ではつい使ってしまい、ややもすれば家計は赤字。定期預金をしておいた方が…と思ってしまうが。

「どうしても定期預金に預けたいなら、まずは考え方を180度変え、月に使う金額を決めます。まずは自分が手元にいくらあれば安心できるかを考えます。家族構成や、健康状態など、人により金額が異なると思いますが、まずはそれを設定します。その後は簡単です。50万円あれば安心というなら、普通預金の金額が60万円になったら10万円を定期預金に移せばいいんです。

 定期預金は簡単には引き下ろせないので心理的に負担が大きい。あまり無理をしてまで預ける必要はないのです」(前出・菅井さん)

※女性セブン2014年9月18日号


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