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“空の華”CAの意外な採用基準

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旅や出張に欠かせない飛行機。その機内を華やかに彩るのが、客室乗務員(CA)たちだ。笑顔を絶やさない彼女たちに思わず見とれてしまったことのある読者も多いのでは? そこで気になるのが採用基準。容姿はどの程度、選考に影響するのだろうか。

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「表だって掲げてはいませんが、ほとんどの航空会社で“容姿端麗”は選考基準のひとつになっていると思いますよ」

こう教えてくれたのは、CAの採用情報誌『Air Stage』(イカロス出版)編集長の川本多岐子さんだ。ただし、姿かたちが良いだけではなく、周囲の人が心地よく感じる美しさであることが大切なのだとか。

「ヨーロッパの航空会社だと、東洋人はいわゆる“アジアンビューティー系”が採用されやすいなど、会社によって“好み”が出ることもあります。ただ、それこそ美人の基準は人それぞれですから、明確な基準があるわけではありません。機内での接客を想定し、短時間で見た目も含めて好感度の高いコミュニケーションを取れるかどうかが面接ではチェックされているようです」

さらに“制服が似合うこと”をポイントに挙げる会社も多いという。

「ガルーダ・インドネシア航空の最終面接は、受験者に制服を着用させた状態で行われます。体のラインが出やすい制服なので、普通のスーツなどでは分かりにくい点をチェックしているのでしょう。また、バージンアトランティック航空は真っ赤な制服が特徴。そのため、“赤が似合うこと”が条件になっているといわれています」

特殊な状況下で働くCAならではの、変わった採用試験を設けているところもある。

「泳げることを掲げる会社は多いですが、なかでもスカンジナビア航空は200m以上が条件で、採用試験では水泳テストも行うほど。カンタス航空では距離こそ25mと短いですが、服を着たまま泳げなければいけません。これは“CA=保安要員”という部分を重視した採用基準のひとつですね」

また、世界中を飛び回るには、体力・健康面も重要な要素。

「日本航空は反復横跳びなどを試験に取り入れていますし、大韓航空では海外の受験者も韓国内の病院での健康診断が不可欠。また、スキンチェックをする会社もあります。肌は健康のバロメーターともいいますからね」

一方で、よく噂される「身長の基準」については、身長158cmが条件の会社でも、156cmで採用された人がいるなど、必ずしも厳密な基準ではないという。なかには、身長ではなく手を伸ばしたときのリーチを測定する会社もあるとか。

「壁に線を引いて、それを下回る人を自動的に落とす厳しい会社もあります。確かに機内の荷物入れに手が届かなければならないのは事実ですが、背が低いからといって必ずしもCAになれないわけではありません」

これは“英語力”も同様。日本では、TOEICのスコアは600点以上が必要だといわれているが、それを下回っても採用されたケースがある。海外でも基準はバラバラだが、一方でスイス航空は750点以上、イタリアのアリタリア空港は800点以上と、厳しい条件を掲げているところもある。

「CAは航空会社にとって“顔”のような存在。彼女たちの対応次第で会社への印象も大きく変わりますからね。だから、どこもCAの採用には力を入れているし、制服のデザインなども含めて自社の特徴を出そうとしているのです」

これから飛行機を利用するときには、CAの立ち居振る舞いや制服の好みで航空会社を選ぶのもいいかも?
(鼠入昌史/Office Ti+)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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