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「必要とされるのはアーティスト」カリスマ戦略家が語る会社で必要とされる人材

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私たちの”働き方”が変わりつつあります。

厚生労働省は、高収入の専門職に限り、働く時間を自己裁量とするが、その代わりに残業代の支払いなどの労働時間規制を適用しない「ホワイトカラー・エグゼンプション」を導入する方向で検討に入ったようです。

すべての職種が当てはまるわけではありませんが、労働の価値が時間で測られる時代は終わりに近づいているのかもしれません。働く時間は自己裁量。長く会社にいるからといって、何の価値も生み出していなければそれは無意味となるのです。

昨今、成功している企業に共通するのは、「個性という能力を発揮して会社に貢献できる従業員だけにお金を払い、それ以外の人々を切り捨てる会社である」と語るのは、アメリカでもっとも優秀なマーケット戦略家と賞賛される、セス・ゴーディン氏。

ゴーディン氏は自著『「新しい働き方」ができる人の時代』のなかで、今後の働き方で重要なのは、「アーティストのように、才能を全開にして働くこと」と呼びかけています。ここでいうアーティストとは、自由気ままな芸術家という意味ではなく、「豊かな発想をもち、既存の枠にとらわれず、自由に、新しい価値を生み出していける人」すべてを指しています。つまり、どんな組織においても、かなめとして存在できる”必要不可欠な人”なのです。

これまでは、「役人気質の人」「形式主義者」「マニュアルだけで動く人」「言われたことしかできない人」「目立つことを恐れる人」といった人も、企業は労働力として抱えてきました。しかし、今後、組織にとって必要不可欠な存在になることができなければ、彼らは行き場を失う可能性もあるのです。

必要とされるのは、「アーティスト」。ゴーディン氏は、「将来、本当に成功できるのは『既存の料理をふるまう人間』ではなく、『新しい料理を生み出していける人たち』です。ただし、料理の本はどこにでも売っていますが、自分で創作する方法を教えてくれる本はそう簡単には見つかりません」と語ります。

求められなくなった平凡な働き方。私たちは、替えがきかない人材になっていかなければいけないのです。まだ、このことに気づいていない企業もありますし、気づいていても公に表明していない企業もあります。

「まわりも変わろうとしていないし、自分だけ変わるのは目立って嫌だ」なんて考えていると、取り返しのつかない程、時間を無駄にしてしまう可能性も。今一度、自分の働き方について考え直してみてはいかがでしょうか。同書も多くのアドバイスを投げかけてくれています。

【書籍データ】

・『「新しい働き方」ができる人の時代』セス・ゴーディン著 三笠書房

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