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竜巻を追う男に口コミで大評判の『イントゥ・ザ・ストーム』について聞いてみた

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人類未体験レベルの超・巨大竜巻がアメリカの平凡な市民を襲うパニック映画、『イントゥ・ザ・ストーム』が「面白すぎる!」と口コミで大評判だ。その宣伝に一役買った日本人”ストームチェイサー”こそ、青木豊氏! 劇中にも登場するストームチェイサーとは何者で、気象現象を追うプロは本作をどう観たか。北関東で竜巻を追う青木氏に話を聞く!

青木氏はゲリラ豪雨や竜巻、スーパーセルなど、日本で起こる気象現象を追って、それを撮影する専門家=ストームチェイサーだ。その活動は、本作の公開と同時に「情熱大陸」でも紹介され、一躍時の人に。竜巻がポピュラーなアメリカではめずらしくない職業だが、日本では青木氏、ただ一人だけだ。「向こうは数1,000人単位で竜巻を追っかけている人がいて、映画でも存在感を発揮していますが、日本では自分以外で聞いたことがない。天然記念物ですよ」と笑う青木氏。ただ、撮ったデータは売上になることはなるが、生活レベルに達するまではいかないと言う。「正直、好きじゃなければ続けられない仕事ですね。ただ、撮りたい。それがモチベーション。悪天候の中に入っていくことはとても怖いですが、そこに僕は美も感じていて、美しさと恐怖は表裏一体。だから、仕事中は高揚しています」。

肝心の映画の感想。青木氏はプロの視点で、太鼓判を押す。「EF5という最大級の竜巻なので、日本ではまずないスケール。だから、気象に興味を持っていただく入口としては最高。これを観て、竜巻が起こった際の防災に役立ててほしい」と願いも吐露する。「純粋に面白かった点は、YouTuber(ユーチューバー)みたいな奴らがいましたよね? あの男たちの運命が人生の真理を体現しているような気がして、ストームチェイサーの描写もリアルだった。監督が中西部で育っている人だそうなので、全体的に妙にリアルですよね(笑)」。

独自のスタイルで気象を追って、足かけ8年。「8年経っても、まだ怖い。毎回、1人で孤独との闘いです」と青木氏。でも、仕事は辞めない。追っている夢がある。雷と虹を同フレームで撮ることだ。「これが、タイミングが合わなくて、なかなか撮れない。何度か遭遇しているので、不可能ではないことはわかっていますが、雷と虹に遭遇してシャッターを切るタイミングが。目を離したスキにとか決定的意瞬間って、そういう時に起こるので」。

劇中にも登場するが、動画を回しっ放しにしておけばいいのでは? と素人の意見を言ってみると、すぐさま首を横に振る。写真屋の次男坊としての血が騒ぐ。「そういうことじゃないですよ(笑)。スチールで撮りたいです。その日が来るまで、辞めたくはないですね」。

映画『イントゥ・ザ・ストーム』は、全国大ヒット”トルネード”中!

(C)2014 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

■参照リンク

『イントゥ・ザ・ストーム』公式サイト

http://wwws.warnerbros.co.jp/intothestorm/ 

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