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魔法界への入口?『ハリー・ポッター』の舞台になったイギリスの5都市

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『ハリー・ポッター』の映画に魅了され、木の枝を振り回して呪文を唱えたり、掃除の時間にほうきにまたがって遊んで先生に怒られたり、そんな経験はありませんか? ハリー・ポッターの世界にはまってしまった人がたくさんいることに間違いはないでしょう。J.K.ローリングの描く魅力的なストーリーは、物語が完結してしまってもなお多くの人々を虜にし続けます。

先日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに新たに増設された、ハリー・ポッターの世界を再現したウィザーディング・ワールド・オブ・ハリーポッターでは、連日たくさんの観光客を動員しています。

TOP Photo Credit:jinxsi1960 via Compfight cc
https://www.flickr.com/photos/57198149@N02/8247177633/

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Photo:Masaomi Takatsuka「ロンドン弾丸トリップ」『compathy』より

作品が生まれたイギリスの地には、映画の撮影やモデルとして登場した場所と建物がたくさんあります。今回は数あるロケ地の中から、魔法使いの卵たちが学生生活を過ごした、ホグワーツ魔法魔術学校に特化してご紹介します。

(1) クライスト・チャーチカレッジ

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Photo:Satoko Nishiyama Fujioka「ハリーポッターの魔法にかかりに、オックスフォードへ。」『compathy』より

クライスト・チャーチカレッジは、1524年にヘンリー8世により創設された、オックスフォード大学にあります。オックスフォード大学は世界で3番目に古い大学で、数あるカレッジの総称です。オックスフォードの都市がまるまる大学となっていてたいへん規模の大きいものです。

作中では、ホグワーツの外観と内部として利用され、その中にあるグレートホールは食堂のシーンの舞台になりました。

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Photo:Chieri Sawada「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland♡♥グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」『compathy』より

現在も学生や教授たちが使用しています。そのためお昼は入ることができません。クライスト・チャーチは年中無休で9時から17時まで公開されていて(日曜は13時まで)、入場料は4ポンドです。

クライスト・チャーチは、ロンドンにあるパディントン駅から電車で1時間10分ほどのオックスフォード駅から徒歩で18分のところにあります。

(2) グロスター大聖堂

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Photo Credit:jinxsi1960 via Compfight cc
https://www.flickr.com/photos/57198149@N02/8247177633/

1300年前からの祈りの場所であり、もとは修道院であったものを1089年から約20年かけて工事され、今の大聖堂となりました。イギリスの他の街にある大聖堂と比べると敷地自体はそんなに広くはありませんが、ロマネスク様式とゴシック様式が合わさった豪華で荘厳な造りで、英国内でも最も美しい建築物の一つとみなされています。中庭を囲むように回廊が造られており、この回廊は扇形天井で世界的にも有名です。

『ハリー・ポッターと賢者の石』のほとんどのシーンが、このグロスター大聖堂で撮影されました。大聖堂に隣接するキングスクールの生徒達もエキストラとして映画に出演しているそうです。主にホグワーツの廊下として撮影され、第一作ではトロールのシーン、第二作では壁に描かれた血文字のシーンやトム・リドルの日記が発見されたシーンに登場します。

日本語の説明書も置いてあります。大聖堂への入場は無料ですが、写真撮影には許可が必要で3ポンドかかります。18時まで入館できますが、17時からお祈りが始まります。パディントン駅からグロスター駅までは電車で2時間弱です。

(3) レイコック寺院

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Photo Credit:haberlea via Compfight cc
https://www.flickr.com/photos/88748848@N00/13464034965/

1232年に建てられたのが、レイコック寺院。中世の回廊やビクトリア朝の庭園が有名です。ホグワーツの内部のシーンで使われました。スネイプ先生の魔法薬の授業や、「ハリー・ポッターと賢者の石」で出てきたクィレル先生の、闇の魔術の防衛術の授業のシーンが撮られた一室があります。

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Photo Credit:Hotfish via Compfight cc
https://www.flickr.com/photos/37280535@N04/5519297229/

レイコックには、中世期から18世紀の間に建てられた古い木造の家々が立ち並び、村全体が趣があります。そこでもいくつかのシーンが撮影されたそうです。ハリー・ポッターの生家として登場した家もここにあるんだとか。通常は現地の人々が生活していて、古き良き街並みが保たれています。

また、可愛い雑貨屋さんやカフェもあるので、散策するのにもおすすめの場所です。

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Photo Credit:Anguskirk via Compfight cc
https://www.flickr.com/photos/27712868@N05/11945702236/

レイコック寺院は、13時から17時半まで見学可能で、建物や庭園など全体をまわるための料金は11.20ポンドです。パディントン駅からチッペンハム駅まで電車で行き、そこからバスまたはタクシーで向かいます(バスは日曜日は運休)。ロンドンからは1時間40分から2時間程度です。

(4) ダラム大聖堂

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Photo Credit:Dr Nigel via Compfight cc
https://www.flickr.com/photos/22177653@N03/4121805518/

1093年に創建され、ノルマン様式の教会としてはヨーロッパで最も精巧な建築物の例とされており、ユネスコにより、そばに立つダラム城と共に1986年に世界遺産に登録されました。現在は大学として使用されています。ダラムはダラム大聖堂以外にもダラム城などの古い遺産がある土地とともに、イギリスでオックスフォード、ケンブリッジに次いで3番目に伝統のあるダラム大学もあり、多くの学生が過ごす大学都市としても知られています。そのため治安も良く安心して散策できる街です。

ダラム大聖堂の天井の十字の丸天井は今では珍しくもない形ですが、実はこの形を初めて採用したのがこの大聖堂です。

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Photo Credit:Heaven`s Gate (John) via Compfight cc
https://www.flickr.com/photos/59303791@N00/1797340795/

撮影には、中庭と中庭を囲む優雅な回廊は、第一作でハリーが雪の中庭でフクロウを放つシーン、そして『秘密の部屋』でロンがナメクジを吐いたシーンで使われました。大聖堂のチャプターハウスは、マクゴナガル先生の教室として使われ、動物をゴブレットに変える魔法の授業が行われました。映画の中ではこの有名な塔の一群の先端には尖塔がかぶせられ、ロケ地がダラム大聖堂であることが観客に分からないよう目立たなくされています。

ダラム大聖堂の内部は、観光客によるカメラやビデオの撮影が禁止されています。入場料は無料です。ロンドンにあるキングクロス駅からダラム駅まで電車で3時間です。

(5) アニック城

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Photo Credit:Martin Burns via Compfight cc
https://www.flickr.com/photos/20545573@N00/130391690/

町はアニック城とアニックガーデンよりも小さいメインストリートを端から端まで歩いても10分もかからない小さな町です。他のイギリスのお城は廃墟になっているところが多いのですが、このお城には、現在も第12代ノーザンバランド公爵が住んでいます。

クィディッチやホグワーツ魔法学校の概観、ハリーとロンが乗った車がホグワーツの木に衝突したシーンや、飛行訓練の行われた校庭のシーンに使われました。ハリー・ポッターの撮影場所を巡るガイドツアーも行われています。クィディッチ練習場の撮影が行われた場所で、箒に乗る練習をするアトラクションなどもあります。

一般公開されているところは限られており、写真も禁止されています。入場料は、お庭とお城合わせて入場料が24ポンドほどかかりますが、一度チケットを買うと年間パスになります。キングクロス駅から3時間30分程度のアルンマウス駅まで電車で、そこからバスでアニック城まで15分です。

さいごに

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Photo Credit:FGPhotography2008 via Compfight cc
https://www.flickr.com/photos/30934976@N07/5127506907/

いかがでしたか?

今回はハリーポッターの中でもホグワーツ魔法学校に絞ってまとめてみましたが、映画の中では一つの建物でもたくさんの場所が撮影に使われていることがわかります。

みなさんのお気に入りの映画は何ですか? 実際に映画のワンシーンに登場した場所を歩いてみると、その物語の中に入り込んだようなそんな気分が味わえるのではないかと思います。ロケ地めぐりというテーマで、海外をまわってみることも旅行の形態としておもしろそうです。

■Masaomi Takatsuka「ロンドン弾丸トリップ
■Chieri Sawada「United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland♡♥グレートブリテン及び北アイルランド連合王国
■Satoko Nishiyama Fujioka「ハリーポッターの魔法にかかりに、オックスフォードへ。

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