アイスじゃなくてライス!! 「ライス・バケツ・チャレンジ」が世界で注目集める
インド人女性のManju Latha Kalanidhiさんが始めた「ライス・バケツ・チャレンジ」が世界的な注目を集めている。
最近、日本でも話題になっている「アイス・バケツ・チャレンジ」は、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)患者を支援する活動。指名された人が24時間以内にALSの支援団体に100ドル(約1万円)寄付するか、氷水を頭からかけるかを選択した後、次の候補者を3人指名するキャンペーンだ。
そこで、Manjuさんは近隣の貧困層の人たちに、「ライス」を寄付する活動を立ち上げた。
これは、バケツ1杯分のお米(調理したものも可)を地域で必要としている人に渡し、その様子を写真で撮影。ハッシュタグとして、#RiceBucketChallengeをつけてFacebookに投稿し、次の人を指名するというもの。
お米を渡せない場合は、公立病院に100ルピー(約170円)相当の医薬品を寄付することになっている。
インドは、急速に経済発展している一方で、貧困に苦しんでいる地域も多く、子供の栄養失調などが社会問題となっている。
Manjuさんはインドの新聞「THE HINDU」や海外メディアからのインタビューにおいて、「これはとてもローカルなもので、近所の問題を実践的に解決できるものだと思っています。アイス・バケツ・チャレンジのように水を無駄にすることもありませんし」と語っている。
そして、24日に立ちあがったFacebookページ「Rice Bucket Challenge」も盛況を見せており、すでに2万いいね! 以上を獲得(8月26日現在)。今後の動きに注目が集まっている。
※画像はFacebookから
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