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“アフロ・ポップ”ディスク・ガイド刊行!

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吉本秀純:監修『アフロ・ポップ・ディスク・ガイド』(シンコーミュージック・エンタテイメント)

このたび出版された『CROSSBEAT Presents アフロ・ポップ・ディスク・ガイド』、いま欧米を含めた、さまざまなカッティング・エッジなプロデューサーたちが、アイディアの源泉として注目するモダンなアフロ・ミュージックに迫ったディスク・ガイドだ。

デイモン・アルバーン、ヴァンパイア・ウィークエンド、チューン・ヤーズ、ダーティー・プロジェクターズ、イーノ・ハイド、トム・ヨークのアトムス・フォー・ピースなどなど、その共通項といえばここ数年でアフロ・ミュージックをとり上げたアーティストたちということだ。それこそ、フジロックぐらいのフェスができてしまいそうな影響力を持ったアーティストたちだ。これがDJオリエンテッドなダンス・ミュージックともなれば、モーリッツオ・フォン・オズワルドあたりを筆頭として、さらに広がっていく。ごく最近も、南アフリカのシャンガーン・エレクトロなるトラバル・ゲットー・テックのアーティスト、ノジンジャも〈Warp〉と契約を果たし、シングルをリリースしたばかり。

そんな、モダンなアフリカの音楽シーンを深く掘り下げた書籍だ。現在休刊中の老舗ロック雑誌『CROSSBEAT』からのリリースということもあってか、いわゆるワールド・ミュージック的な視点というよりも、アフリカのモダンな音楽シーンとそうした欧米のシーンとの関わりなど、あくまでもポップ・ミュージックの範疇で捉えているあたりが非常におもしろい。

各地域やトピックをテーマにしたディスク・ガイドを中心に、フェラ・クティと、周辺人脈や子息たち——フェミ・クティ、ショウン・クティ、そしてアフロビート・ドラマーのレジェンド、トニー・アレン(インタヴューも)。サハラ砂漠周辺のブルース、特に演歌とのフィーリングの相似を言及されるエチオピア・ポップ、コノノNo.1でブレイクしたコンゴトロニクス以前・以後のコンゴ音楽、アフリカのジャズやヒップホップなどなど、そのトピックも魅惑の輝きを放っている。

OTOTOYプロデューサーの高橋健太郎氏も、アフリカ音楽とエレキ・ギターを巡るコラムを執筆しております。

(河村)

・『CROSSBEAT Presents アフロ・ポップ・ディスク・ガイド』

http://www.shinko-music.co.jp/main/ProductDetail.do ?pid= 0639448

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