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「一段落」「松阪牛」「堪能」…正しい読み方知っていますか?

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 正しい日本語は時代によって変わるというのはよく聞く話ですが、例え、新しい使い方が定着しつつあっても、読み間違いや書き間違いを指摘されるのはあまり気持ちの良いものではありません。なるべく正しい日本語を使いたいものですよね。

 東進ハイスクールの国語講師である林修さんが日本語マイスターを務めるテレビ番組「クイズ!それマジ!?ニッポン」が『日本語探Qドリル』(扶桑社/刊)として、問題を解きながら正しい日本語を覚えることができる本となりました。
 このドリルを解いていくと、読み方、書き方、意味など、私たちが普段正しいと思っていた日本語が意外と間違っていたことに気づくはず。
 今回は本書から少しだけ問題を引用して、ご紹介します。あなたは何問できるでしょうか?

【この漢字、どう読む?】
 まず、次の3つの漢字の読み方、わかりますか?

1、一段落
2、松阪牛
3、(外国語が)堪能

【どちらが適切?】
 続いて、適切だと思うほうを選んでください。

1、(机を片付ける動作は)「整理」 or 「整頓」?
2、(父の兄は)「叔父」 or 「伯父」?

【順番に並べましょう】
 4つの単語を順番どおりに並べかえてください。

1、力の入れ具合が強い順に並べかえましょう
「こする」「さわる」「なでる」「さする」

 それでは、答えを発表します。
 最初の「この漢字、どう読む?」からいきましょう。1を「ひとだんらく」、2を「まつざかぎゅう」、3を「たんのう」と読んでしまった人、いませんか? 実は全て不正解。1は「いちだんらく」、2は「まつさかうし」、3は「かんのう」と呼びます。
 2の場合、知っておきたいのは地名の「松阪市」も「まつさかし」と呼ぶこと。「まつざかし」ではありません。3は「たんのう」と読むことができるのですが、実は意味が異なります。「かんのう」は「物事に通じている」と意味になり、「たんのう」は「満足した」という意味で使われます。「松阪牛を堪能した」という文章では「たんのう」と読みます。

 続いて「どちらが適切?」。悩んだ人も多いのではないでしょうか。答えは1が「整頓」、2が「伯父」です。1の「整頓」は「きれいに整える」という意味で、「整理」になると「不要なものを取り除く」という意味が入ってきます。2は「伯父」が親の兄を指す言葉に対し、「叔父」は親の弟を示します。ちなみに親の姉は「伯母」で、妹は「叔母」になるのです。

 そして最後の「順番に並べましょう」、答えは「こする」→「さする」→「なでる」→「さわる」です。「こする」と「さする」を逆にしてしまった人もいるかもしれませんね。「こする」は物を何かの面に押し当てながら動かすことを意味するのに対し、「さする」は手のひらや指の腹を当てて軽く摩擦するような動作で繰り返し動かすという意味です。

 この『日本語探Qドリル』には、こうした日本語にまつわる問題が収録されています。また、日本語についてのコラムの内容も目から鱗かも。
 頭の体操に挑戦してみるもよし、子どもと一緒にワイワイしながら解くもよし。楽しみながら日本語を勉強できるはずです。
(新刊JP編集部)


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