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大阪「珍」スポット 長編マンガ『天上の虹』気分にひたる「無料」ツアー

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里中満知子さんが描く長編マンガ『天上の虹』。主人公は、第41代の女帝・持統天皇(鵜野讃良皇女・うののさららのひめみこ)で、ストーリーには当時に活躍した天智天皇(中大兄皇子)、天武天皇、額田王、大津皇子らも登場します。1983年に連載がスタートしてから今でも続いていて、歴史好きをはじめ、長年にわたるファンも多い作品です。
そのマンガに出てくる舞台の1つに「難波宮」があります。難波宮は645年に都が飛鳥から移されたのが前期、その後に失火によって焼失して再建されたのが後期にあたります。『天上の虹』では、中大兄皇子と中臣鎌足が蘇我氏を倒した大化の改新後、主人公の讃良をはじめ、当時の孝徳天皇ら皇族や貴族たちがいっせいに難波に遷都する様子が描かれています。
難波宮は、現在の大阪城に近い大阪歴史博物館、NHK大阪放送局のあたりにあったとされ、発掘調査によって倉庫群の跡、大量の土器や木簡などが出土しています。実は、大阪歴史博物館とNHK大阪放送局の地下に倉庫の遺構が保存され、しかも「無料」で見学できることはあまり知られていません。
「難波宮遺跡探訪」は、学芸員や博物館ボランティアが地下に残る遺構展示室、南側の史跡公園と復元倉庫を案内してくれる無料のツアーです。大阪歴史博物館は有料ですが、こちらは窓口が別なので、博物館の入場料は必要ありません。1日6回、11時から16時にスタートし、所要時間は20分(15時の回のみ40分)。定員40名です。
出発の30分前から受付が始まり、名札とパンフレットをもらって時間になるとスタート。案内の方がパネルなどを使って難波宮についてわかりやすく教えてくれます。人数が少なければ随時、質問もOK。その後、地下への階段を下りると、倉庫群の遺構がそのまま残されている展示室に入ることができます。塀と倉庫群の復元イメージ、柱をモチーフにした行灯もあり、当時の雰囲気を少しだけ垣間見ることができます。「AR難波宮」では、自分のスマートフォンなどを用いると当時の建物などがバーチャルで再現されるのも、歴史好きにはたまらないです。再び地上に上がると、古墳時代の大型倉庫が1つだけですが復元されていて、当時の柱をイメージしたオブジェも並んでいます。
当時の建物などがそのまま残っていないのですが、貴重な遺構などを見てみると「『天上の虹』に登場するキャラクターたちも歩いていたのか」と、そんな気分に少しはひたれるはず。無料のこのツアー、おすすめです。
大阪歴史博物館http://www.mus-his.city.osaka.jp/

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