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a-nation開幕初日はアジアの音楽シーンを賑わすアーティストたちの豪華競演

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8月14日より7日間にわたって様々なエンタメ・アイランドが登場するa-nation island powered by inゼリー。連日多彩なデイリーテーマのもとに開催される<live>初日は「Asia Progress ~from a-nation~」で、日本のみならずアジアの音楽シーンを賑わす豪華アーティスト10組が国立代々木競技場第一体育館(paradise stage)に集結した。

初日の幕開けを飾ったのはFUTURE BOYZの2人。暗転した舞台にスケール感たっぷりのオーケストレーションが鳴り響くと、iamSHUMに続いてthisisWAYNEが登場。「Are you ready?」という掛け声を合図に、きらびやかなシンセ音が鳴り響き、「FUTURE PARADE」が始まるといきなり白煙が上がり、会場は近未来のクラブに変身。レーザーが飛び交う中、クールな衣装に身を包んだ2人がサングラスを外し、サビで“PARTY”を連呼していったエレクトロな「Welcome To The Party」、エッジーなビートとラップで踊らせた「TOKYO STYLE」まで、頭から切れ目なしのダンストラックでつないでパフォーマンス。最後は「If There Was No You」でポップネスな自分たちも届け、ステージを後にした。

暗闇の中、3人のシルエットが浮かび上がっただけで黄色い声援が上がったのはa-nation初登場のLead。谷内伸也、古屋敬多、鍵本輝の3人は平均年齢25.3歳。にもかかわらず、デビュー12年目というキャリアを誇る彼らは、これまで築き上げてきたどんなに歌ってもダンスのキレ味は抜群というチームカラーを、まずは「Real Live」で見せつける。「次はタオルを用意して下さい」(谷内伸也)から始まったのが「バージンブルー」。イントロの“オイ”コールの後にこの日は“a-nation”の掛け声まで飛び出し、観客たちのタオルが元気に回る。続いて披露した新曲「思い出ブレイカー」も含め、このような懐メロ歌謡っぽい曲を現代風に歌って踊れるのはLeadの武器。そして最後は「With U」を歌い、この日最高に爽やかな笑顔を観客たちの目に焼きつけた。

続いては、韓国からU-KISSが登場。a-nation出演は今回が3回目。現在JAPANツアー中で、9月には2度目の日本武道館公演も開催する彼ら。まずは新曲「LOVE ON U」をPV映像ともにパフォーマンス。少し大人っぽいU-KISSを見せた後は、パワフルなビートの「FEEL IT」では彼ららしい統率のとれたストイックかつ力強いダンスで観客たちを魅了。「次はU-KISSのロマンティックな曲を」というスヒョンの紹介から始まったのはバラード曲の「Spring Rain」。完璧な日本語の発音、せつない歌詞を心で感じながら丁寧に歌い継ぐこの曲は後半、スヒョンのフェイクでせつなさが頂点へと到達。歌で魅了したあとは「最後はこの曲でひとつになりましょう!」(フン)と「NEVERLAND」で、観客たちも大合唱。会場中をひとつにしていった。

“身長180cm越え”“from JAPAN to ASIA”。そんなアタック映像とともにステージに現れたのは8人組のSOLIDEMO。白シャツ×サスペンダー×パンツというお揃いの衣装で登場した彼らは、全員が見事に日本人離れしたモデル体型。いるだけで絵になる。そんなジェントリーなムードを保ちながら、まずは新曲「Heroine」を涼しげな表情のまま歌う。歌い終わると同時に、長身の彼らが90度腰を曲げてお辞儀をする姿は強烈なインパクト。その後アカペラで「Let It Go」のカバーを即興で歌って美声を響かせ、ラスト曲「ギミギミLOVE」へ。8人の“脇しめダンス”が決まった後は、マイクを外し、生声で「a-nation、ありがとうございました」と挨拶。強烈なインパクトを残した。

続いてステージにやってきたのは、「ニコニコ動画」内の人気カテゴリー「歌ってみた」で人気を誇る歌い手の蛇足、ぽこた、みーちゃん、けったろ、koma’n(こまん)による男性ボーカルユニット・ROOT FIVE。ソロ、グループとしてもアジア各国へと人気を拡大している彼らは、去年に引き続きこのステージに登場。アップテンポの「Tomorrow’s Dream」でまずは勢いよくライヴをスタート。続いて披露した「Change Your World」を含め、5つのキャラクターを持った歌声で曲の場面がスピーディーに切り変わっていくのは彼らの持ち味。ラスト曲の「MAGIC NIGHT」が始まると、場内で激しくペンライトが揺れ、ファンは大喜び。彼らならではの“ノリ”を生み出した。

熱狂的な声援を受けて姿を現したのはDa-iCE。1曲目の「FIGHT BACK」、続いての「SHOUT IT OUT」。“顔面偏差値75”と言われるルックス以上に4オクターブの声域を誇る大野雄大、花村想太というタイプの違う歌声。そこにパフォーマーの工藤大輝、岩岡徹、和田颯が加わり、5人が瞬時にポジションを替え、指先の動き一つまでが歌詞とシンクロし、構築美さえ感じるダンスアクト。その偏差値の高さに見とれる。そんな彼らが初めて、誰でも真似できるというキャッチーな振り付けを取り込んで作った新曲「ハッシュ ハッシュ」は観客たちも大盛り上がり。それに応えてヴォーカリスト2人がハイトーンを連発。その後、最後に「TOKI」を観る者全員に届けるように歌って舞台を後にした。

眩しいレーザーが飛び交う中、男女混合の8人のダンサーを従え、「24個比利」で幕を開けたのは、俳優としても活躍している台湾のアーティスト、Wilber Pan(ウィルバー・パン)。ハンドクラップに包まれた「釈放自己」では、洗練されたサウンドとダンス、ウィルバー得意のラップをフロアに響かせ、続けざまにエレクトロなヒップホップ「王者之聲」で観客たちを煽った後は「みんなでパーティーしましょう」と照れながら日本語でトーク。日本で知り合ったという韓国の歌手カン・ユンジンを招き「不得不愛」とJAY-Zがアリシア・キーズをフィーチャーして歌った「Empire state of mine」というダウンテンポの曲を大人っぽくカバーするなど、前半とは違う心地よいR&B唱法の歌声を届け、アーティストとしての懐の広さを見せつけた。

続いては、a-nation初登場にしてすでにアジアでも絶大なる人気を誇るw-inds.のアクト。千葉涼平、橘慶太、緒方龍一というメンバーだけがあえて舞台上をゆっくり歩きながらキラーチューン「キレイだ」を歌い、「SUPER LOVER~I need you tonight~」へと繋いで初めて観る人たちを優しくw-inds.の世界へと導く手腕はさすが。この後は最新のw-inds.へモードチェンジ。慶太のファルセットを全面に打ち出したクラシカルなソウルナンバー「Make you mine」、さらに全編ほぼファルセットというエリック・ベイネの難曲をカバーした最新シングル「夢で逢えるのに~Sometimes I Cry~」の神レベルのパフォーマンスには代々木競技場が震撼。後半は「K.O.」「STEREO」とアーバンなエレクトロチューンで踊らせ、とにかくw-inds.の凄さを観客たちの心に深く刻み込んでいった彼ら。素晴らしいアクトだった。

自らDJセットを持ち込み、夏フェスらしいラフな姿で最初から最後まで観客をアゲアゲのビートのみで踊らせていったのは、a-nation初登場の韓国発のダンスミュージックユニット、TEAM H。メンバーはチャン・グンソクと彼の友人であるサウンド・プロデューサーのBIG BROTHER。「Raining on the dance floor」を始め、最新アルバムの曲を連発する中、TEAM H用の透明なお立ち台に立った2人が同時にジャンプしたあと、メンバーもフロアも踊り狂った「As time goes by」はすでにライヴ最強のキラーチューンに。「TEAM Hはバカ2人! 筋肉アホとグンちゃーん!」というチャン・グンゾクのお茶目なメンバー紹介の後、最後は最新シングル「Take me」を届け、初参戦ながらも騒げ、踊れに徹したアクトで観客たちを楽しませた。

そして初日のトリを務めたのはAAA。「恋音と雨空」でしっとりとした歌声を聴かせた後は、「SHOW TIME」で一気に身体ごとスパーク。「Still Love You」はメンバーが舞台中央でサークルになったり、2つのブロックに分かれて違う振りを踊ったり、7人いるからこそできるAAAらしいパフォーマンスを見せる。さらに「まだどこにも出てない新曲を初披露します」(浦田直也)というMCに続いて、なんと新曲「サヨナラの前に」をここに集まった観客たちにいち早くプレゼントするというサプライズも。そのあとはご機嫌な夏ソング「777」、アニメ「ワンピース」の主題歌「Wake up!」、タオル回しの「ハリケーン・リリ、ボストン・マリ」といったアッパーチューンで場内を沸かせ、最後「PARTY IT UP」が始まるとともに銀テープがアリーナに舞い降り、エンディングを盛り上げた。

現在、あるいは今後アジアのダンス・ミュージックシーンを引っぱっていくアーティストたちが4時間半に渡ってオーディエンスをそれぞれのスタイルで踊らせ続けた初日。ここから、a-nationの熱い伝説の夜が生まれていく。

(取材・文/東條祥恵)

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