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筑後連続殺人事件 鬼妻が実妹に「夫とビンタし合え」と命令

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 福岡・筑後市のリサイクルショップ『エース』を舞台にした連続殺人事件は、親族間の壮絶なリンチ事件へと発展している。

 週刊ポスト7月4日号が「(元従業員の殺人容疑で逮捕されたリサイクルショップオーナーの中尾知佐、伸也両容疑者の)夫婦以外の別の親族が暴行に加担した可能性がある」とスクープした通り、知佐の実妹の冷水栄江容疑者が6日、夫である冷水一也さんへの傷害致死の疑いで逮捕された。

 同時に知佐夫婦も義弟にあたる一也さんの殺人容疑で再逮捕された。さらに栄江容疑者と一也さんの長男も行方不明になっており、殺害された疑いが強まっている。捜査関係者が明かす。

「中尾夫妻は冷水さんを2006年9月下旬頃から店内の倉庫に監禁。十分な食事を与えず殴る蹴るの暴行を繰り返し、10月下旬頃に死なせたとみられる。

 妻の栄江も暴行に加担したが、“暴行しないと自分がやられる”との思いがあったとみられ、殺意の認定が困難なため、殺人ではなく傷害致死容疑となった」

 姉に命じられて妹(妻)が夫に暴行するという悲惨な状況がうかがえる。実際、冷水夫婦は知佐容疑者の“奴隷”ともいえる状況に置かれていたようだ。

「冷水夫婦は『エース』で朝の5時半から深夜1時まで働かされていた。それでも知佐に店内にホコリが落ちていたなどと因縁をつけられ、罰金がかさみ、借金で身動きが取れなくなった。

 さらに栄江は“今からトイレに行かせてもらいます”“これから寝ます”“風呂に入ります”など、生活のすべてを電話で知佐に報告。風呂は水風呂に入っていたようだ」(同前)

 また、栄江夫婦に近い人物によれば、知佐容疑者は暴力を用いて妹を支配下に置き、店のトイレにゴミが落ちていたら知佐容疑者が「ビンタ5回」と冷水夫婦に命じた。すると、他の従業員の前で、栄江容疑者と一也さんがお互いにビンタし合ったのだという。

 また、栄江容疑者は知佐容疑者から“あんたには子供は育てられん”といわれ、幼い長男を取り上げられていたという。

「栄江はそんな状況に苦しみ、姉夫婦の元から夫と幼い子供を残して逃げ出したと主張している。だから、夫が死亡した経緯も知らず、最近まで子供が姉夫婦の元で学校に通っていると信じていた」(同前)

 そもそも3年前の8月、長男の成長に気を揉んだ栄江容疑者が筑後市の教育委員会に長男の就学実態を問い合わせたところ、「小学校には行っていない」ことが判明していた。それが今回の連続殺人事件発覚のきっかけだった。

 事件解決のキーパーソンとなりつつある栄江容疑者の供述が注目される。

※週刊ポスト2014年8月29日号


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