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安心して飲むために避けたいビアガーデンの特徴を関係者解説

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 猛暑と女子会ブームで人気上昇中のビアガーデン。数多くあるビアガーデンの中から、安心して飲めるところ、できれば避けたい店の特徴について、専門家による解説をジャーナリストの鵜飼克郎氏が報告する。

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 数あるビアガーデンの中には、生ビールと偽って発泡酒を出す悪質な店もあるという。

「発泡酒の15リットル樽は6500円。中ジョッキ1杯の原価は185円でビールより50円近く安い。これを生ビールと偽って販売すれば店の利益はさらに上がる」(飲食店関係者)

 ただし、発泡酒は色も味も薄く、泡切れも早いためにビール党に気づかれやすい。それをごまかすために「サーバー本体に生ビールの商品名が入ったシールを貼ったり、店先に関係のないビールののぼりを立てる」(居酒屋店主)といった演出をする店もあるというから油断は禁物だ。
 
 実際、7月9日に消費者庁が発表した『平成25年度における景品表示法の運用状況及び表示等の適正化への取組』では、飲み放題付きの料理コースで「ビール」と表示しながら発泡酒を提供していた店が指導されたケースが報告されている。
 
 ただし、発泡酒を生ビールと偽って販売した場合の明確な処罰規定はなく、「一般消費者がどのように認識するかが問題。ケースごとに判断、指導することになる」(消費者庁表示対策課)という。
 
 そこで、安心して飲めるビアガーデンと、できれば避けたいビアガーデンの特徴を専門家に聞いた。

「デパートやホテル、ビアホールが運営するビアガーデンはビール会社のアンテナショップ的な意味が強く、ビールを偽ることはない」と断言するのはビアガーデン関係者。一方で、「ブームに便乗し、格安居酒屋が軒先などに急ごしらえした店は避けたほうが無難」という。

 また、ビールに嫌な臭いがついていたり、泡のきめが粗い生ビールの店も要注意だ。 「これはビールサーバーの手入れを怠っている証拠。味が悪くなるだけでなく、サーバー内部に雑菌が繁殖しやすいので不衛生」(居酒屋店主)
 
 店員の接客姿勢も重要なポイントだ。

「基本的に食べ放題メニューには安い食材と高級食材が混ざっていますが、ジンギスカンや焼き肉で肉を選ぶ際、生ラムではなく、安い豚肉を勧めるような店は避けたほうが無難です」(ビアガーデン評論家・樫原叔子さん)

 制限時間を少しオーバーしただけで追加料金を取る店や、食べ放題を謳いながらジンギスカンや焼き肉に追加料金を請求する店もあるので、ネットの飲食店評価サイトなどで事前に情報収集をするのも一手だ。

「サービス重視の店は常にこうしたサイトをチェックしており、書き込まれた内容を見て直ちに改善する体制をとっています。また、忙しいときには雑になりがちなトイレ清掃が行き届いている店は信頼できるでしょう」(同前)

 現在、週末はどこのビアガーデンも混雑必至で、人気店は予約を取るのも困難だが、

「予約が殺到するのは午後7時からの2時間。開店直後の早い時間帯なら入店できることも。休日明けの月曜日も比較的、空いている」(前出・ビアガーデン関係者)という。

※SAPIO2014年9月号

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