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PandoraがQ2決算を発表、売上43%アップも損失は拡大

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posted by Jay Kogami

ネットラジオ視聴時間は50時間を超えて。PandoraがQ2決算を発表、売上43%アップも損失は拡大。

全米最大級の音楽サービス、ネットラジオのPandora(パンドラ)が2014年度第2四半期の決算を発表しました。

2014年Q2は収益が2億1890万ドル(約225億円)で前年同期比43%(non-GAAPでは38%)の増収でした。広告売上は1億7730万ドル(約181億8920万円)で39%増加、サブスクリプション/その他の売上は4160万ドルで35%増加でした。Q2は営業損失1172万、純損失1173万ドルを計上し、損失額は2013年Q2の690万ドルからさらに拡大しました。

増収の大きな要因はモバイル広告からの売上で、売上高は1億6750万ドル(約172億円)前年同期と比べて59%の成長でした。
またローカル広告からの売上が3530万ドル(約36億2140万円)で、前年比144%と大きく成長しています。

コスト面では、コンテンツ取得コストが売上全体の50.9%となる1億1146万ドルで、前年同期の7983万ドルから拡大しています。

Q2のPandora視聴時間は39億1000万時間から29%増加し、50億4000万時間に拡大しました。アクティブリスナー数は7110万人から7.5%増加し7640万人に上りました。Pandoraの登録ユーザー数は2億5000万を突破しています。

2014年6月の時点で全米でのラジオ視聴でPandoraは市場シェア8.9%を獲得しており、これは前年同期の7.04%から成長しています。

Q2業績まとめ

売上高:2億1890万ドル(43%増)
広告売上:1億7730万ドル(39%増)
サブスクリプション売上:4160万ドル(35%増)

純損失:1173万ドル

モバイル広告:1億6750万ドル(59%増加)
ローカル広告:3530万ドル(144%増加)

コンテンツ獲得コスト:1億1146万ドル

視聴時間:50億4000万ドル(29%増)
アクティブリスナー数:7640万人(7.5%増)
市場シェア:8.9%

PandoraのCEO兼会長のブライアン・マックアンドリュースは決算について

「予想を上回るQ2の結果は、我々のモバイルとローカル広告への投資による成功と継続的な事業拡大を示しています。モバイル広告は全体の広告売上において、過去最高となる76%に上り、ローカル広告は144%成長しました。

我々は音楽が持つ無限の可能性を開放するという明確な目的意識によって1つになり、我々のもとには事業を成長させるために広告業界、テクノロジー業界、音楽業界の最も優秀な人材が集まってきています。」

とコメントしています。

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Pandoraは年々広告事業からの売上高が拡大し、2013年は2011年から4倍以上に成長しています。

その反面Pandoraは、数多くの競争や課題に直面しています。特に音楽ストリーミングサービスはダウンロードの売上が減少傾向にある中でますます注目を集めていますが、Spotifyに加えてアップルのBeats Music、グーグルやアマゾンなど大手IT企業からの競争が出現しているのが現状で、今後も今以上に成長させていくことを投資家から期待されています。

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そしてPandoraはこれまで業績で損失を出し続けながら経営を続けています。大きな課題はライセンス料の支払い(コンテンツ獲得コスト)で、Pandoraは同社に有利な条件を引き出そうと、米国政府に新しい法案の可決を迫ったり、音楽ライター業界団体を相手に訴訟を起こしたりしています。

■記事元http://jaykogami.com/2014/08/8647.html

記事提供All Digital Music

Jay Kogami(ジェイ・コウガミ)
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