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婚約していた相手が浮気をした場合は慰謝料請求できる?

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Q.

 結納もおわり、結婚式の日取りも決まり、新居へ持ち込む家財道具なども買い揃えた男Xと女Y。ところが男Xが別の女Aと浮気をして、肉体関係を持ったことが発覚。これによって結婚は取りやめになりました。

 さてYからXに対して慰謝料請求はできるでしょうか?

(1)XとYは結婚していたわけではないから、浮気をしても慰謝料請求はできない。
(2)結納も行い、ほぼ結婚も決まっていたのだからYはXに対して慰謝料請求できる可能性はある。

A.

正解(2)結納も行い、ほぼ結婚も決まっていたのだからYはXに対して慰謝料請求できる可能性はある。

 基本的に、いわゆる不倫をした場合についての慰謝料請求は「結婚していること」が前提条件となります。結婚をしていると、貞操義務(結婚相手以外とのセックスをしてはならないという義務)が法的に発生するためです(参照:民法770条1項1号。不貞行為を離婚原因としていることから、貞操義務が観念されます)。
 反対に、結婚前にはこうした義務は生じないため、浮気をしたとしても慰謝料請求が否定されるという関係になります。
 ただ、結婚はしていなくとも、婚約し、ほとんど結婚することが決まっているような状況のときは、「将来結婚するという合意を誠実に履行する義務」を負っていると判断され、慰謝料請求が認められる場合があります(参考判例:佐賀地方裁判所平成25年2月14日判決判時2182号119頁など)。

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