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第3回「ブラック企業大賞」ノミネート発表 大庄、ヤマダ電機など10団体

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ジャーナリストやNPO、弁護士などでつくる「ブラック企業大賞企画委員会」は2014年7月30日、第3回「ブラック企業大賞」の9件・10団体のノミネートを発表した。

居酒屋チェーン「日本海庄や」を運営する大庄と、JR西日本、ヤマダ電機、アニメ制作のA-1 Pictures、住宅メーカーのタマホームの5社は、過重労働が理由でノミネートされた。いずれも2013年春から14年7月現在にかけて、社員の過労死・過労自殺をめぐって訴訟や判決、または労災認定があった企業だ。

大庄では2010年に、長時間残業によって過労死した男性従業員について、京都地裁は同社と取締役4人に対し約7860万円の支払いを命じた。この判決は控訴、上告を経て、2013年9月に最高裁で確定している。死亡前4ヶ月間の平均労働時間は月276時間で、時間外労働は月平均112時間だったと認定された。

「職場環境を是正する効果」うたう

こうした長時間労働は、アニメ制作の現場でも見られた。2010年に自殺したA-1 Picturesの社員は、作品の制作を管理する「制作進行」を担当していた。残業時間は多い月で344時間にのぼり、残業代も支払われなかったという。この自殺は2014年4月に、新宿労働基準監督署によって労災認定されている。

今回の第3回ブラック企業大賞には、このほか、「セクハラやじ」の問題があった東京都議会、不当な出向命令のあったリコー、読者プレゼントの不正を告発した社員を懲戒解雇した秋田書店、未払賃金などで係争中の智香寺学園 正智深谷高等学校と人材派遣会社のイストがノミネートされている。

ウェブ投票は「ブラック企業大賞」のサイトから、授賞式前日まで可能だ。授賞式は9月6日に行われる。ブラック企業対策プロジェクト共同代表の藤田孝典氏はツイッターで、「ブラック企業大賞企画には、職場環境を是正する効果があります。投票にご協力ください」と呼びかけている。

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