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「サービス残業」の新呼称でネット大喜利 「スーパー社畜タイム」「母さん助けて残業」の案も

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残業代が出ない時間外労働を「サービス残業」と呼ぶようになったのは、いつのころからだったろうか。賃金不払い労働は昔からあったが、その問題行為の存在をポピュラーにした点では大きな功績がある。

その一方で、違法行為の意識を薄れさせるという批判もあり、別の呼び名が必要なのではないかという声もあった。そんな中、警察庁などが脱法ハーブの呼称を「危険ドラッグ」と変更したことを受け、2ちゃんねるに「『サービス残業』の新呼称を募集します」というスレッドが立ち、さまざまなアイデアが交わされた。

「ハイパー搾取タイム」で悪質性を強調

まず目につくのは、「サービス残業」という呼び名に対する強い批判だ。「明らかにおかしいわな」「なんだかいい事みたいな印象になる」といったカキコミが見られる。

サービスという言葉は、おもてなしや献身といった価値観と結びやすく、罪悪感を弱めるのは確かである。最も多かったのは、ストレートに違法性を訴えるために「違法」という言葉を入れるべきという意見だ。

「違法労働」「違法搾取」

のほか、「違法悪質企業残業」などの案もあった。「脱法残業」という案もあったが、「全然脱法じゃないから 完全に違法だろ」と厳しいツッコミが入っていた。

また、会社が労働者から不当に搾取している側面を強調し、「違法搾取」「奴隷労働」という案もあがった。「スーパー社畜タイム」「ハイパー搾取タイム」という意見も。「強制無給労働」というのがピッタリの会社もあるかもしれない。

新呼称といえば、オレオレ詐欺を「母さん助けて詐欺」と変更した例があるが、これにならって、

「母さん助けて残業」

という案もあがった。しかし、そのネーミングのあまりの悲しさに「思ったより悲壮感出ててワロエナイ」という感想を漏らす人もいた。

働く人の心理を反映した「同調圧力残業」

通常の就業時間もマジメに働かない諸外国から見ると、賃金ナシでも働く日本人は異常に感じるかもしれない。「カロウシ」という名前を生んだ日本にちなんで、

「ジャップタイム」「ジャップワーク」
「中世ジャップ労働」「日本式任意作業」
「世界の笑い者ジャップ式労働タイム」

などのどぎつい案を出す人もいた。サービス残業が横行していると有名になった居酒屋チェーンの名前をつけた案も、インパクトが強い。

「ワタミタイム」「ワタミライフバランス」
「ワタミ生産方式」「強制性はなかった残業」

サービス残業が生まれるのは、職場の雰囲気に原因がある場合も多い。こうした状況については「同調圧力残業」「帰れない雰囲気が消えるまで業務」と揶揄するものがある。

残業代を申請しないことで会社への忠誠心が試されるという意味で「申請踏み絵タイム」「忠誠残業」というものがあった。また、サービス残業はあくまで従業員が自発的にやったと説明する企業があることから、「自主的任意業務時間」「任意奴隷」という案も出た。

ちなみに、厚生労働省のガイドラインには、サービス残業ではなく「賃金不払残業」という言葉が使われている。まずはテレビや新聞が「サービス残業」という言葉を止めるべきと指摘する意見がある一方で、

「いくら言葉が変わっても、意識がかわらなかったら意味ねーよ」

と懐疑的な声もあった。

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