ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

はとバス 71才OGガイドの仕切りで参加者全員が一体感

DATE:
  • ガジェット通信を≫

「はとバス」といえば皇居や東京タワー、スカイツリーを回ってホテルでブッフェ…そう思っている人も多いはず。今、はとバスは日々進化を遂げている。東京を再発見できる「怪談ツアー」や「無人島ツアー」、さらに「ホストクラブツアー」、「花街料亭ツアー」などシンデレラ気分を味わえるプランが盛りだくさんなのだ。

 そこで本誌女性記者(37才)が人生初「はとバス」に乗ってみた。

 * * *
 人生で初めて乗る「はとバス」。選んだツアーは、昭和の名ガイドが懐かしの名曲を数曲まじえながら東京名所を観光する『懐かしの昭和浪漫紀行』(7300円)だ。集合時間の朝9時に東京駅に着くと、乗り場には黄色いバスが次々と到着し、200人近い人が乗り込むバスを待っている。記者が乗ったバスは、大阪からきたという40代の女性3人組や、親子3世代できているご家族など多彩な顔ぶれで、にぎやかに出発!

 この日の案内は、はとバスOGガイドの長谷井由紀子さん(なんと71才!)と現役ガイドの吉塚里美さん。昭和37年にデビューした長谷井さんは、創業当時の制服をイメージして作ったレプリカの制服姿でガイドする。心憎いレトロな演出が古きよき東京へのロマンをかきたててくれる。

「15年間ガイドをした後は、指導担当として55才まで勤務しました。再びバスに乗ったのは6年前のこと。はとバス60周年企画でOGを募集していて、面接を受けたのがきっかけです」(長谷井さん)

 まずは靖国神社を参拝。境内に併設されている同社ゆかりの資料を収蔵した遊就館を約1時間かけて見学する。戦争・軍事関係の資料の多い遊就館に入るのは人生初で雰囲気に圧倒される…。そこから皇居前広場へ向かう途中、長谷井さんが島倉千代子の『東京だョおっ母さん』を歌ってくれた。プロ級のこぶし回しに感動!

 11時半頃、皇居前広場に到着。二重橋の前で集合写真を撮った後は約10分間の自由散策だ。奥さん、息子さん、お母さんと親子3世代で北海道から参加していた50代の男性は、「年1回のペースではとバスに乗っている」という。なかには月に2〜3度乗る人もいるというから驚き。“はとバスマニア”って本当にいるんだなぁ。

 昼食は、江戸時代の料理書を参考に作られた三段重を二重橋にある楠公レストハウスでいただく。みそ汁と、持ち帰れる菊御紋入りのエコ箸もついていて、記者のテンションもアップ!

 夏休みで大阪から来た50代の女性3人組も、「おいしかったわ〜。特にみそ汁! 売店に売っているみたいなので買って帰ります」と満足げだった。

 お腹がふくれたあとは東京タワーを目指して車窓から観光。国立競技場にさしかかったところで1964年の東京五輪時にもガイドをつとめた長谷井さんが今度は『東京五輪音頭』を披露。手拍子が鳴り車内が一気に盛り上がったところで東京タワーに到着した。ここでは40分ほど見学。展望台にも上がることができる。

 東京タワーを出て、東京駅に戻る車内で、長谷井さんと吉塚さんが『東京のバスガール』をデュエット。東京駅につくころには、車内全員で熱唱し、この日一日一緒にいた参加者が全員友達になったような一体感が生まれた。

 東京に住んでいてもなかなか行けなかった場所に行き、熟練ガイドさんの美声も聞ける大満足のコース。「昭和ロマン」を満喫できること間違いなしだ。

※女性セブン2014年7月31日・8月7日合併号

【関連記事】
はとバスの魅力 とにかく楽で自分で考えつかぬ体験できる点
はとバス カタカナと平仮名合わせたツアー名はヒット率高い
ホスト、怪談、無人島など、ユニークなはとバスツアーが人気

NEWSポストセブンの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。