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「危険ドラッグ」ネット民の呼称案

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7月22日、警察庁は、厚生労働省とともに“脱法ドラッグ”の新しい呼称を一般募集した結果、「危険ドラッグ」を選定したと発表した。

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厚労省によると、いわゆる“脱法ドラッグ”とは、覚醒剤・大麻・麻薬・向精神薬といった規制薬物または中枢神経系の興奮・抑制、幻覚といった作用をもつ指定薬物に化学構造を似せて作られ、これらと同様の薬理作用を有するもの。使用者の勝手な解釈により「合法ドラッグ」、あるいは「脱法ハーブ」などと称して販売されることもあるため、しばしば薬物に対するハードルが下がり、安全であるかのように誤解されることもある。

こうした“脱法ドラッグ”の乱用が広まっていることを重くみた厚労省・警察庁が、“脱法ドラッグ”は危険な薬物であるという内容を明確に示すべく、ふさわしい呼称名を募集していた。新名称の要件は、「危険性の高い薬物であることが理解できること」「幅広い世代まで理解できること」など。厚労省の発表によると、応募作品数は1万9887件だった。

応募数の最も多かった作品は「準麻薬」で183件。2位以下は「廃人ドラッグ」(140件)、「危険薬物」(123件)、「破滅ドラッグ」(110件)と続く。「危険ドラッグ」(102件)は5位であるものの、「麻薬」「薬物」は法令用語と重なるため使用を控え、またその他の作品にも「危険」「ドラッグ」という単語を用いた呼称名が多かったことなどから、この「危険ドラッグ」が採用された。

この新呼称について、ツイッター上には、“危険性の高い薬物であること”を訴えるために募集したわりには、「ひねりもないしインパクトも弱い」「歴史に残るネーミング失敗臭が漂う」など、厳しい声が殺到。

有吉弘行は「危険ドラッグなんていう名前より、殺虫剤入りのお薬とかの方がいいけどなぁ。。。」とコメントするなど、独自に新呼称を考える人も続出するほか、「小林製薬に考えてもらった方が良かった」という意見を述べる人も多数。

小林製薬は、トイレの瞬間消臭スプレー「トイレその後に」、熱を冷却する「熱さまシート」、泡で傷口を洗浄・消毒する「キズアワワ」など、製品のコンセプトがわかりやすい秀逸なネーミングで知られるが、ツイッター上では、

「小林製薬が脱法ドラッグの名前なんかつけたら『使用者コロリ』みたいな分かり易すぎる名前になりそう」
「小林製薬が危険ドラッグを名付けるのなら『人生まとめてポイ』」
「いやいや小林製薬ならもうちょっとこうダイレクトな感じじゃないかな。『脳とけ~る』とか」
「危険ドラッグ!全然ダメだ!無難な一般公募なんかにせずに、小林製薬に決めてもらえばよかったんだ。『ヨダレダラリン』とか『ダメニナール』とかにしてくれたはず」
「小林製薬にネーミング依頼した方が良かったよ…きっと『アタマオカシクナール』とか脱力感たっぷりにしてくれたはず(-.-) 」

など、“もし小林製薬だったら…”と新呼称が次々と投稿されることに。しかし、「待って、小林製薬に危険ドラッグの代わりの名前考えてもらったら大人気になっちゃう!!」というツッコミもあがっている。

ちなみに、警視庁犯罪抑止対策本部のツイッターアカウントは、

「(脱法ドラッグの新名称が『危険ドラッグ』になったそうです。名称を決めるというのは難しいものだなぁと実感しております。色々と…)(甲)」

と投稿している。今後、「危険ドラッグ」という呼称が人々に定着するかどうかは不明だが、新呼称が“ドラッグは危険”だと広めるのに一役買ったことは間違いないだろう。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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