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痛勤時間に耐えられない! 都心のシェアハウスに「単身赴任」するお父さんも

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痛勤時間に耐えられない! 都心のシェアハウスに「単身赴任」するお父さんも

5年以内に住宅を購入し、都内に勤務する子持ちのサラリーマン583名を対象にアットホームが調査したとことによると、自宅から会社までの片道通勤時間は平均で58分にのぼったという。一方で、「理想」の通勤時間は平均35分、「限界」は86分という結果になった。

仮に現在より会社に30分近い場所に引っ越した場合、1日1時間、1か月20時間が浮く。1年間で240時間にものぼり、まるまる10日分が有効に使えるようになる。この差はかなり大きいのではないか。

余力を仕事に注げば「金持ち」になる?

通勤時間が長い人から聞かれるのは、「通勤はムダではない」「読書やニュースチェックの貴重な時間」という言い訳だ。しかし『お金持ちの教科書』の著書がある加谷珪一氏は「お金持ちになりたければ都心に住め」と反論する。

加谷氏はブログで、10年ほど前から都心のタワーマンションに住む「外資系企業に勤務するH氏」の発言を紹介する。かつてH氏は「電車の社内は書斎だ!」と言っていたというが、いまは間違いだったと振り返る。

「今は会社から10分で家に着きます。すると買う本の量が見る見る減ってきました。…つまり今までは、必要のない本まで大量に買い込んでいたわけです」

引っ越しで年間400時間近く有効利用できるようになると、逆にムダな時間が非常に気になるようになり、仕事の効率も上昇した。

「翻訳会社を経営するG氏」も、杉並から六本木のそばに引っ越したことで、飲みに行く回数が減って高額のタクシー帰りもなくなった。不思議なもので、「いつでも(飲みに)行けると思うと行かなくなるんですよ」ということだ。

加谷氏は多少の出費は覚悟して都心に引っ越し、すべての余力を仕事に注ぐことが将来の「お金持ちへの早道」だと主張する。

とはいえ、都心にそんなに安く住めるのだろうか。調べてみると、通勤時間を短縮したい人の選択肢として、いま「リノベ物件」と「シェアハウス」が注目されているという。

「空き家」をリノベして住む共働きが増加

リノベ物件とは、古い一戸建てやマンションをリノベーション(大規模改修)したもの。背景にあるのは、都内の「空き家」の増加だ。

2013年版「首都圏白書」によると、現在、東京23区の総住宅数の11.3%(約54万戸)が空き家で、世帯減少により今後も増加すると予測されている。世田谷区や港区といった都心にも少なくない。

不動産価格は、建物分は0円に近いものも多い。日本の家は築20年を超えると、ほぼ資産価値は「ゼロ」になってしまうからだ。あるリノベーション業者によると、土地代+リノベーション代で、都心の物件を購入する若い人が増えているという。夫婦共働きなら広いスペースは不要だし、収入もまかないやすい。

また、独身者に人気の賃貸のシェアハウスだが、最近では妻子を郊外の自宅に住まわせたまま、都心のシェアハウスに単身で住むサラリーマンもいる。

ITエンジニアの男性(28)は、埼玉県に一戸建てを購入したが、東京でプロジェクトがある期間だけ千代田区内のシェアハウスで過ごす。小さな子どもが1人いるが、妻も理解を示しているという。

「どうしても帰宅が遅くなりがちなので、健康で良い仕事をするには職場の近くに住むのがいいということになりました。毎日の疲労度が違うので、仕事にも集中できます」

通勤時間は往復で1時間半ほど節約になり、週末には家族と会える。シェアハウスの家賃は約4万円だが、日々の仕事が順調にはかどり、将来のキャリアにつながるのなら高くない金額なのかもしれない。

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