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古民家の新たな価値を見出す……古民家鑑定士ってどんな資格?

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賃貸物件やゲストハウス、飲食店など近年、再利用化が多くみられる古民家。その価値を定める「古民家鑑定士」という資格があるのをご存じだろうか?

古民家鑑定士ってどんな資格なの?

そもそも古民家鑑定士とはどのような資格なのだろう? 古民家鑑定士の資格試験や講習などを実施している厚生労働省認可財団法人・職業技能振興会は、「古民家の伝統的・文化的な価値をきちんと評価することで、古民家のリフォーム、部材としてのリユースを積極的に行い、循環型社会の構築を目指す」という目標を掲げている。2009年2月に制度化され、2014年1月時点で約6,000人もの鑑定士が全国で活躍しているそうだ。

どんな仕事をしているの?

古民家鑑定士の主な業務は大きく分けて3つある。以下に列挙していこう。

1.古民家の調査・判定・提案
築50年以上の古民家や在来工法の木造住宅を実際に鑑定。建築的見地並びに文化的な住環境など総合的な判断に基づき、「古民家鑑定書」を発行する。これにより、古民家物件の新たな価値の創造を行い、ユーザーに提案していく。

2.古民家再生、活用の促進・流通経路の構築
古民家の移築や再生事業を通じて再利用可能な住文化をユーザーに提案。同時に古民家の流通経路を築く。また、適正価格での古民家や伝統資材の流通システムを、伝統資材施工士と協力して構築する。

3.古民家の社会的認知の促進
古民家が長期的住宅であることをユーザーへ伝え、可能な限り残していけるよう社会的認知の促進を図る。また、伝統資材を活用した住宅や店舗の設計、施工などの提案を行っていく。

古民家鑑定士になるには?

古民家鑑定士になるには、同協会が開催する試験を受験し、合格する必要がある。応募資格は20歳以上であることのみ。古民家や古材・古瓦などの伝統的な建築・資材に興味のある人ならば、誰でも受験することができる。費用や日程などの詳細は、職業技能振興会の公式サイトでチェックしよう。

さまざまな形で再生・活用され始めている古民家。日本の住文化に魅了されたという人は、ぜひ資格取得を目指してみては?

(播磨谷拓巳/ノオト)

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