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作者が生原稿を落札 他作家も同情

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イラストレーターが、自分が描いたイラストの生原稿がオークションに出品されているのを発見し、これを落札。一連の経緯がネット上でまとめられ、話題となっている。

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7月15日、イラストレーターの江森美沙樹さんは、ツイッターのエゴサーチ(自分で自分の名前などを検索する行為)により、第三者と思われる人物により、自分の生原稿がヤフオクに出品されているのを発見した。もちろんオークションへの出品は同意していないため、江森さんは、著作権や所有権について調べたものの、

「著作権は当人にあるけど、財貨(この場合の生原稿)の所有権は現在の所有者のもの」
「当時(今も?)、出版社との契約はほとんど契約書等を作らず、大抵口約束。特に小さな所は顕著でした(中略)買取の場合、全ての権利(著作権を含む)を買い取る場合もあるので、その場合はもう手も足も出ません」

など、作者だからといって出品をやめさせることはできず、生原稿を取り戻すには絶望的な状況であることが判明。やむを得ず自らの生原稿を自らで落札した。江森さんは、出品者に出品物を手に入れた経緯を尋ねたところ、「古物展で古物商さんから購入いたしました」という返事が来たという。

自分の原稿が自分の了解なく出品された挙句、お金を出してそれを買う羽目になった江森さんは、一連の経緯をNAVERまとめで「自分の原稿を落札しました。」というエントリーでまとめた。するとツイッターでは、漫画家やアニメの原画家として活動する石田純子さんが、

「ちなみに私も原版売られた事は何度もあります。らんまの原画からマイトガインもレイアースも」

と投稿したほか、

「ドぎつい話だな…こういった状況をなんとかできる法律があればいいのだが」
「こういうことが起こるのは悲しい。著作権ってなんだろう」
「そういう編集や雑誌名とかもオープンにして欲しいですね。 注意のために」

など、怒りと同情の声が次々と寄せられている。しかし、このまとめ記事が順調に拡散することについて、江森さんは、

「【拡散希望】ではあるけど、拡散すればするほど自分は出品者の宣伝をしてるんじゃないかと思い、言いようの無い敗北感と無力感に苛まれる羽目に…」

ともツイート。ヤフオクには現在も江森さんの生原稿が複数出品されており、やりきれない状況は続いているようだ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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