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世界一のファンタジスタ徳田の大技

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世界が注目し、海外でウケている日本人(= cool Japanese)を取り上げる新連載。初回は、フリースタイルフットボール(リフティング)で世界の頂点に立った徳田耕太郎だ。まだ22歳の青年は、少年時代にケガをしてサッカーを断念。この競技に転向した。

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「長距離のランニングを禁じられてしまったので…走らないサッカーに。ただ、元々フリースタイルには興味があったので、いずれはシフトしていたと思います。実はリフティングはサッカーをやめてから猛練習して上達したので、そういう意味ではケガがきっかけだったのかも」

いかにミスをせず、アクロバチックに大技を決めるか。繊細かつ大胆な表現が徳田の持ち味である。

「欧米の選手との体格差はやはり大きくて、ダイナミックさで勝負してもかなわない。ならば、緻密に計算した動きの中に宙返りなどの大技を盛り込んでみようと。まず相手を知り、自分に何ができるかを考えて、徹底的に練習して精度を高めるという3つを柱に、自分の技を磨いていきました」

その根底には、クオリティを重視する日本人の気質があると話す。

「家電製品や自動車がこまやかな技術ゆえに世界から評価されたように、僕も丁寧さを大切にしていて。そのうえで技を格好よく見せたい。どんな仕事でもそうですが、妥協することなく対価に見合うパフォーマンスを追求し、ベストを尽くす──プロフェッショナルである以上、そこは常に意識しています」

フリースタイルフットボーラー
徳田耕太郎/Kotaro Tokuda
1991年7月21日愛媛県出身。13歳でフリースタイルフットボールを始める。17歳の時、史上最年少で全日本大会に優勝。2012年に日本人初、最年少で世界王者。今春大学を卒業し、国内外で活動中。

平田真人=取材・文
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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