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第23回 カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテスト入賞作品決定!

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2014年6月にカリフォルニア・レーズン協会主催「カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテスト」最終審査が行われ、大賞3作品を含む合計11人の入賞作品が決定しました。このコンテストは、レーズンパンの開発と普及を目的に毎年開催され、業界を率いる多くのブーランジェリーを輩出している歴史あるコンテストです。

23回目の今年は「ホールセール・コンビニエンス製品部門」13作品、「インストア・リテールベーカリー製品部門」174作品、「アメリカ産チーズ部門」38作品、合計225作品の応募があり、その中から第一次書類審査に「ホールセール・コンビニエンス製品部門」から5作品、「インストア・リテールベーカリー製品部門」から10作品、「アメリカ産チーズ部門」から6作品、合計21名のファイナリストが選出され、最終審査に臨みました。

《カリフォルニアレーズン大賞》 大賞受賞 3作品

■「ホールセールコンビニエンス製品部門」
『和風レーズン〜京都和束産ほうじ茶〜』坂田秀和氏(リバーフィールド)
「6度目の挑戦で初の受賞ということで『嬉しい』の一言です。」

日本酒と京都和束産ほうじ茶で漬け込んだカリフォルニア・レーズンと京都和束産ほうじ茶パウダーを全粒粉生地に練り込み、アクセントに柚子の香りを合わせた和風ハード系パン。
■「インストア・リテールベーカリー製品部門」
『もっちりコク甘味噌レーズン〜香ばしさと共に〜』尾関智之氏(東京ポンパドウル)
「カリフォルニア・レーズンの魅力である甘みとコクを活かすために試行錯誤を重ねました。」

西京白みそに漬け込みコクと甘みを増したカリフォルニア・レーズンを玄米とゴマを加えた生地にたっぷり練り込んだパン。
■「アメリカ産チーズ部門」
『フロマージュ レザン エ シトロン』片山潤氏(ホテルオークラエンタープライズ)
「購入されるお客様が味を想像しやすいよう、わかりやすい食材を使用しました。冷やしていただくのもお勧めです。」

レモンリキュールに漬け込んだカリフォルニア・レーズンとクリームチーズで作ったしっとりベイクドチーズケーキをデニッシュ生地で包んだパン。
          

《金賞》 受賞作品

■「ホールセール・コンビニエンス製品部門」
『レーズンアサイー〜サワーヨーグルトのハーモニー〜』福元美奈子氏(神戸屋)
「働く女性の健康的でお洒落な朝食をイメージしました。」
カリフォルニア・レーズンをトッピング、アサイーの紫色、サワークリームチーズの白とのコントラストが見た目に華やかなパン。

■「インストア・リテールベーカリー製品部門」
『“レザン”と「ぶどう」』大宗智成氏(横浜ベイシェトラン ホテル&タワーズ)
「野点席で茶菓子とお茶の「調和」に感動し、そういった席にあるパンを想定しました。」
レーズンペーストを混ぜ込んだ求肥で塩金時豆とクリームチーズ白あんを包み、白ワイン発酵種で仕込んだブリオッシュ生地で包んだパン。

■「アメリカンチーズ部門」
『フロマージュ・レザン・サレ』小林暢介氏(ドンク)
「シンプルに美味しく。薄くスライスして、ツナ、ハム、チキン等をサンドしても美味しいです!」
オリーブオイルを配合してもちもちとした食感を出したカンパーニュ生地に、白ワインに漬け込んだカリフォルニア・レーズンとセミドライトマト、数種類のチーズを使い風味豊かに焼き上げたパン。

《特別賞》 受賞作品

■「インストア・リテールベーカリー製品部門」
『リーヴルレザン』浅井一浩氏(ラ タヴォラ ディ オーヴェルニュ)
ピリッとした辛みの生姜と、カリフォルニア・レーズンを組み合わせ、どの部分でも複数の食感が楽しめ、ユニークなパン。

『森の宝石箱』山中崇央氏(スイーツ&ベーカリー ル パン神戸北野)
赤ワインに漬け込んだカリフォルニア・レーズンをブリオッシュ生地に巻き込み、クラッシュレーズンとナッツを混ぜたチョコレートでコーティングしたパン。間にはアプリコットジャムを挟み「ウィーン菓子のザッハトルテ」をパンで表現。

《消費者推薦賞》受賞作品

公募により選ばれた「レーズン大好き、パン大好き」な10名が消費者代表として「味、見た目、価格」を基準に審査が行われました。参加された審査員の中には「365日レーズンパンを食べています」という方も。

■「ホールセール・コンビニエンス製品部門」
『乳(にゅー)レーズン』野田侑里氏(敷島製パン)
フィリングに豆乳クリーム、生地には、豆乳と豆乳で漬け込んだレーズンを混ぜ込み、甘みの増幅された新しいレーズンの味を楽しめるパン。

■「インストア・リテールベーカリー製品部門」
『グレインレーズン』高橋宏影氏(ミッシェル)
高橋さんが同コンテストに応募するのは10年ぶりで入賞は今回が初めて。「生産量日本一を誇る岩手の雑穀を多くの人に広めたかった」「これからも栄養豊かな雑穀を取り入れた新商品を作り出していきたい」と意欲を燃やしています。
アマランサスやいなキビ、小麦胚芽を使った栄養価の高い深い味わいの生地にレーズンを混ぜ込んだヘルシーなパン。

■「アメリカ産チーズ部門」
『こく濃チーズとほんのり甘い太陽のレーズン』角田進一氏(神戸屋)
アメリカ産チーズ(ペッパージャック・コルビージャックチーズ・チェダーチーズ・クリームチーズ)と角切りベーコン、枝豆とカリフォルニア・レーズンを組み合わせた様々な味と食感が楽しめるパン。

コンテストの表彰式とレセプション

審査結果の発表および表彰式、レセプションパーティは都内ホテルに場所を移して行われました。

審査の様子を振り返ると今年の傾向としては、リバースシーター(ペストリー、パイ、クッキーなどの食品生地のシーティングマシン)を使用する人が多かったようです。働く女性を意識しヨーグルトや豆乳、レモン等の柑橘類、今話題のアサイーといった食材を取り入れたデニッシュパン、ブリオッシュパンが数作品ありました。それから「和素材」を取り入れる作品も目立ちました。日本古来からの健康的な穀物、味噌、柚子、求肥、お茶、日本酒等々。今後も旬の素材や地元の食材を使い「洋」のイメージであるパンに「和」のエッセンスを融合させた独創的なパンへの関心が高まる気がします。

各受賞パンの販売情報は決定次第随時追記して行く予定です。受賞パンが店頭に並ぶ日が待ち遠しいですね。

最終実技審査に進んだ21人全員にゴールドメダルが贈呈されました。そして11名の入賞者には、入賞楯とアメリカでの研修旅行がプレゼント。8月下旬にアメリカ・ナパにある料理専門学校での特別授業や入賞作品制作、レーズンの原料であるぶどうの収穫体験、畑での乾燥や工場での加工工程の視察およびチーズ工場視察などが予定されているそうです。

※コンテスト概要
《第23回 カリフォルニア・レーズン ベーカリー新製品開発コンテスト》
実施期間:2014年6月20日(金)〜21日(土)最終実技審査 。「カリフォルニア・レーズン協会」が主催。このコンテストは、カリフォルニア・レーズンを使った新製品の開発と商品化を目的に毎年開催されており、製パンに携わる全ての技術者が対象。23回目を迎える今年は、工場生産向けの「ホールセール・コンビニエンス製品部門」、店内製造向けの「インストア・リテールベーカリー製品部門」、アメリカ乳製品輸出協会の協賛による「アメリカ産チーズ部門」の計3部門で作品を募集。2日間合わせて7時間に及ぶ作品制作の後、ファイナリストによるそれぞれの作品の製作意図や工程などについてのプレゼンテーションと質疑応答、試食審査を行うことによって、入賞者を決定した。

コンテストの詳細はこちらをご覧ください。
カリフォルニア・レーズン協会
http://www.raisins-jp.org/

■この記事を執筆したパンライター
パンライターのりこ
http://pansta.jp/user/iim1538/
パンは心の糧。美味しいパンでみんなほっくり〜心豊かに。パンの気になる情報やおいしい食べ方、愉しみ方を提案していきます。

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