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女性器データ事件 釈放求め署名も

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自らの女性器を模造できる3Dプリンター用データを頒布したとして、芸術家・ろくでなし子氏が7月14日、わいせつ電磁的記録頒布の疑いで、警視庁保安課に逮捕された。

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ろくでなし子氏は、アーティストとして女性器をモチーフとしたアート作品を数多く製作。昨年6月には、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」では、「わたしの『まん中』を3Dスキャンして、世界初の夢のマンボートを作る計画に支援を!」と題して、女性器のかたちをしたボートを製作するための資金を募り、目標額の約2倍となる100万円の資金調達に成功している。今回の逮捕容疑となった3Dプリンター用データは、このプロジェクトに対する3000円以上の資金提供者に特典として送られたものだ。

ろくでなし子氏は、「性的タブーに挑む」という趣旨で、あくまでもアート作品として女性器を題材にしており、決してわいせつ目的ではないという。そういった事情もあり、今回の逮捕は不当だという意見も多い。また「自称芸術家」と報道されたことについて疑問を呈する声もあり、ツイッターでは、

「ろくでなし子さんのことは特に好きではないが、自称芸術家、と書かれてしまうのはなんだか悲しいな、と思った」
「『自称芸術家』の『自称』なんてのはいらないのでは?悪意含みまくりじゃん」

などと、わざわざ「自称芸術家」という肩書きでろくでなし子氏を報道したことについて、違和感を覚えたとの意見が多数見られた。これについては堀江貴文氏も「自称は酷いよね。クソマスコミ」とかなりきつい言葉で批判している。

とはいえ、女性器の3Dプリンター用データがあれば、女性器を造形することが可能であり、その点についてわいせつかどうかの判断が難しいのも事実だ。ツイッターでも、

「芸術のテーマで裸婦って昔からあるけど、最近の日本は裸=わいせつになってるよなぁ。線引きは難しいけど、今回の逮捕はやりすぎかなぁ」
「むずかしいよな、芸術ならオッケーとかにしちゃうとさあ。芸術の定義も難しいだろーし」

など、アートとわいせつの線引きの難しさや、アートであれば“わいせつ”にあたるものが許されるのか、という点について様々な意見が交わされている。

そんななか、オンライン署名プラットフォーム「change.org」では7月15日に、ろくでなし子氏の即時釈放を求める署名活動を開始。16日までに目標となる1万5000人の署名を達成。この署名は警視庁に送られることになるという。

アートとわいせつの問題は、いつの時代も議論の的となっている。ろくでなし子氏の事件も同様だが、今回は報道における姿勢も議論の対象となったという点で、より世間の注目を浴びたといえそうだ。
(R25編集部)

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