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放送終了後もなお愛され続ける『てさぐれ!部活もの』の魅力とは?

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2013年10月に放送開始して以来、大喜利を取り入れた独自の作風で人気を誇るアニメ『てさぐれ!部活もの』。今回は2014年3月に放送終了してもなお根強い人気を誇るこの作品について、なぜ今でもイベントに人が集まり、『Twitter』でも作品についての言及が行われるのかを考えてみたい。

『てさぐれ!部活もの』は『gdgd妖精s』や『直球表題ロボットアニメ』を手がけたCGギャグアニメの先駆者、石ダテコー太郎監督が手掛けている。前者は妖精、後者はロボットという人間とは違ったキャラクターを描いたCGアニメだが、やはり象徴的なのは大喜利パートの存在だ。お題や空気感、採用するネタなど、多くのお笑いスキルが必要となる大喜利パートを上手くまとめあげたのは、元芸人ならではの笑いのセンスを持ち、アニメの文化を理解した石ダテ監督だからこそだといえよう。

キャストは、鈴木結愛役の西明日香さん、佐藤陽菜役の明坂聡美さん、高橋葵役の荻野可鈴さん、田中小春役の大橋彩香さんと、園田萌舞子ほかを演じる上田麗奈さんの5名。荻野可鈴さんは夢みるアドレセンスとしてアイドルで活動中だが、どのキャストもいま人気の声優たちが揃っている。それでは、『てさぐれ!部活もの』の魅力について考えてみよう。

かわいいキャラクターと大いに笑えるネタの数々

『てさぐれ!部活もの』は、新しい部活動を考えるというテーマで活動している“てさぐり部”という部活に勤しむ女子高生の日常を描いた作品だ。作品は、前半で既存の部活動について、現実の学校生活におけるあるあるネタ、漫画やアニメにおけるあるあるネタを話し合ってイメージを共有、後半ではその部活動の新しい活動について大喜利形式で回答するという形で進行する。

前半の「部活あるあるネタ」のコーナーでは、我々が学生時代に経験した、あるいは妄想していたようなあるあるネタがどんどん出てくる。漫画やアニメにおける部活の描写も、流行りのものからマニアックなところまで取り上げられており、多くの人の笑いの琴線に触れたことだろう。この前半パートでは、まるで完成度の高いお笑いを観ているかのようなテンポのいい会話劇を楽しむことが出来る。

そして後半の大喜利パートでは空気が一変、ちょっとした緊張感も漂いつつ新しい○○部についてのネタを披露する。ネタの中には、後にキャラクターを象徴するフレーズとなるものや、イベントのタイトルになったものなど、単なるネタを飛び出してキャラクターや作品にとってなくてはならないものとなったネタもある。キャストが持っていた隠れた魅力が『てさぐれ!部活もの』で明らかになった例も少なくなく、キャストからは「一番素でいられる現場」という評価もあるほど。

余談だが、公式『Twitter』アカウントも活発で、『てさ部』キャストが出演する番組を実況していたり、他の公式アカウントと交流してコラボするなど、ファンにとっても見逃せないアカウントとなっている。また、お気に入り登録が40000件を超えるなど、並のユーザーより『Twitter』を使いこなしている様子も伺える。このような交流や、毎月行うイベントなどの一つ一つの積み重ねがコンテンツを長続きさせるコツなのかもしれない。

イベントも大盛況! プチイベントも続々開催


アニメだけでなく、イベントも好調なのが『てさぐれ!部活もの』だ。作品を象徴するかのような型破りなオープニングテーマを含め、キャラクターをうまく表現したキャラクターソングのライブも披露したトークイベント『てさぐれ!催しもの』が4月20日にヒューリックホールにて開催されたのを皮切りに、5月29日に新宿ロフトプラスワンで『てさ部部会vol.1~萌舞子の本音~』、6月14日には汐留日テレホールにて『てさ部部会vol.2~どんちきショー2~』と、プチイベントも続々行っている。

6月に開催された“どんちきショー2”の“どんちき”というのが、まさに大喜利パートから誕生したフレーズだ。2という表記からも分かる通り、実は2月に秋葉原のメイドカフェぴなふぉあとのコラボイベントを実施している。2回目のどんちきショーとなった前回のイベントは、入社式にも使われたという汐留日テレホールで開催され、アニメのトークイベントらしからぬ荘厳な雰囲気の中で行なわれた。

大橋さんはイベントにて「『てさぐれ!部活もの』という作品に関わって、隠していたものを解放して楽になりました」と、ありのままの大橋彩香を見てもらう機会になったとコメントしていた。そもそも“どんちき”とは、田中小春役の大橋さんが大喜利パートにてノリノリな曲を表現するときに出てきたフレーズだ。“どんちき”という言葉の面白さにキャストも視聴者も大ウケし、どんちき田中と呼ばれることもあるほど。イベントでも会場全体で“どんちきどんちき”と合唱し、謎の一体感を味わった。

何が飛び出す? 次なる展開やいかに

今回イベント内容を取り上げた大橋さんだが、8月6日には『さばげぶっ!』のOP主題歌「YES!!」でアーティストデビューすることが決定している。また、7月18日には佐藤陽菜役の明坂さんのチャンネル放送『明坂聡美ノ今日ハ酷×電波局』に出演が決定。2人きりでどんなトークが繰り広げられるのだろうか。7月20日には、西さんと明坂さんの2人によるプチイベント『てさ部部会vol.3~☆輝く2つの星☆~』が開催される。そして9月7日には『てさぐれ! 催しもの あんこーる』が開催と、『てさぐれ!部活もの』はまだまだ熱量を保った作品だ。

と、ここまで『てさぐれ!部活もの』について振り返りつつ魅力を語ってみたがいかがだっただろうか。こうしてイベントが続く状況を観ていると、何か次の展開があるのではないかと期待してしまうのは記者だけではあるまい。次があっても無くても言えるのは、今後のCGショートアニメ、あるいはCGギャグアニメを語る上で決して外してはいけない作品であること。とにかく今月20日のイベントと、9月のイベントを楽しみに待とうではないか。

てさぐれ!部活もの 公式サイト
http://www.ntv.co.jp/tesabu/
てさぐれ!部活もの 公式『Twitter』アカウント
https://twitter.com/tesabu [リンク]

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記者:

ネットで流行っているものを追いかけていたら、いつの間にかアニメ好きになっていました。 http://com.nicovideo.jp/community/co621

TwitterID: srbn

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