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第2青函トンネル案に非難轟々

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2016年3月末までに、青森県青森市から北海道札幌市を結ぶ北海道新幹線の一部区間が開通することになっているが、ここにきて青森県が「第2青函トンネル」案を国に要望していることが報じられ、ネット上で議論となっている。

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7月9日の河北新報オンラインニュースによると、この案は6月30日、青森県議会・阿部広悦議長の定例記者会見で明らかになったもの。すでに6月12日、非公式ながら国土事務次官に伝えているようだ。「第2青函トンネル」を要望する理由は、従来の青函トンネルは“在来線想定”で造られており、風圧の関係で新幹線を減速せざるを得ないためだ。本来の新幹線の速度なら、新青森駅―新函館北斗駅間の所要時間は39分だが、減速すると57分かかり、18分遅くなる。

北海道と本州を結ぶ「青函トンネル」は、全長約53.9kmで、世界最長のトンネル(陸地部分含む)。国土交通省によると、建設にはおよそ24年の歳月を要し、建設費用(計画時)は5384億円(陸上部のアプローチ等も含めると6890億円。実際の総建築費は、約2000億程度上回る9000億円に上る)。「第2青函トンネル」も、建設する場合その費用は5000億円以上が見込まれる。

移動の高速化で観光面でのアピールをねらいたい青森県にとって、現行での所要時間は不満というわけだが、ツイッター上では、

「複々線になれば、新幹線と貨物・寝台・ローカルは分離できるからメリットは大きいね」

と、トンネル新造にメリットを感じるという意見もあるものの、

「いや、新幹線諦めた方が早いやん、高々20分足らずの高速化に5000億使うくらいならさ」
「わずか18分のために5000億円。人口減で地方から衰退する中、自民党の公共事業依存体質は次の世代に莫大なつけを残す」

など、疑問を持つ声も多い。

国土交通省では、青函トンネル内での高速走行を維持する方法として、「貨物専用新幹線(新幹線に貨物列車を載せる『トレイン・オン・トレイン』など)を導入」なども検討しているようだが、まだ具体的な発案には至っていない。北海道新幹線は2016年度末には完成を目指しているというが、前途は多難そうだ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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