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夫の家事のヤル気を失わせる、妻の何気ない一言とは?

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夫も妻も忙しい共働き家族。夫にもっと家事を手伝ってほしいと切望する妻と、やっているつもりなのに妻からの一言に心折れる夫。家事分担で妻も夫もたまるストレスは、どこに原因があるのだろう。そして、おだやかな解決方法はあるのだろうか。ここでは、旭化成ホームズ(へーベルハウス)の「共働き家族研究所」が調査した共働き家族の実態を紹介。夫が抱える家事に対する「気持ち」と「問題点」、そして「円満な家事分担への道」について探ってみた。

家事をする夫が増加! 周囲も共働き家族を応援

日本の共働き家族の調査を1989年から25年間続けている「共働き家族研究所」。同研究所の調査結果によると、ここ最近では若年層を中心に家事をする夫が増えているという。また、共働き家族をとりまく環境も大きく変化。25年前の働く妻は仕事に家事に子育てに孤軍奮闘。身内である夫や親の支援も得られないのが一般的だった。

しかし、今は夫と妻は協力しあって家事と育児に取り組むのが当たり前。親も応援してくれるほか、会社も育休制度を推進するなど共働きがしやすい環境づくりが進められている。

【画像1】共働き家族をテニスに例えると左は25年前。シングルプレーヤーとして家事と育児を相手にひとりで戦うのが妻。右は今。夫は妻といっしょに戦うダブルスのプレーヤーになった。また、親もサポーターとして応援してくれる環境に(画像提供:旭化成ホームズ)

このような環境のなか、家事・育児関与度で世の男性を3つに分類、イマドキの夫、特に30代は、すべての家事育児に関わる「スゴカジパパ」とある程度はやる「チョイカジパパ」を合わせて76.5%が、なんらかの形で家事育児に参加しているのだ。

【画像2】夫の家事・育児関与度で各年代を分類。「スゴカジパパ」、「チョイカジパパ」は各年代に分布し、30代は76.5%を占める(画像提供:旭化成ホームズ)

一方、妻のほうは、しっかり家事度から3つに分類。働きながらも完璧に家事をする「カミワザママ」は若い世代ほど少なくなり、家事を効率よく、要領よくこなす「ゼンリョクママ」は各年代に分布する。家事へのこだわりが低い「ミニマムママ」は若い世代程多くなる。

【画像3】妻のしっかり家事度で各年代を分類。30代では、ゼンリョクママは半数を占め、ミニマムママと合わせて約8割となる(画像提供:旭化成ホームズ)

つまり、昔ほど完璧に家事をこなすのではなく、効率を重視する妻と、家事に参加する意欲のある夫の組み合わせがイマドキ夫婦の主流。家事を完璧にこなすことを重視しなくなった働く妻にとって、夫の家事参加は大歓迎、のはず。ところが、実態はそう甘くはなかったのである……。

「二度と洗い物はしたくない…」。夫の家事へのヤル気が急降下する妻の一言って?

育児のほか、掃除や洗濯、食事のしたく、食器の後片付けなど、さまざまな家事に夫が参加することで、イマドキの妻はかなりの負担が減っているのだろうと思いきや、妻からはキビシイ声があがっているようだ。

・「自分でやるほうが早いしキレイ」
・「フライパンを洗ってくれたのはいいけど、汚れが落ちていなくて、結局私が洗うはめに。もう、2度手間かけさせないで〜」
・「家事にも優先順位があるんだけど!なんで分からへんの?」
・「掃除が中途半端。やるならきちんとやってほしい」 
など、せっかくの夫の家事参加が、妻のためになっていないという残念な現実があった。

そして、夫のほうも、せっかく家事に参加したというのに、妻から言われるさまざまな「ダメ出し」に凹んでいるのだ。

・「洗濯物を干していたら、『バランスよく干せていない』と言われて切ない気持ちになった」
・「食事の後片付けのとき、『食器はだいじに扱ってよ』と叱られて、もう何もするもんかと思った」
・「家事の手順が妻と違って文句を言われた。もう二度と手伝わない!」
・「皿洗いをした時、『そのスポンジはシンク用!』と責められた。二度と洗い物はしたくない…」
・「妻から『後片付けが雑』と言われムッとした。せっかく料理したのに…」etc. 

妻にとっては、家事に不慣れな夫へのアドバイスのつもりでも、言われた夫は切なくなったり、悲しくなったり、「もう二度とやるもんか!」とへそを曲げたり。この気持ちのすれ違いのもとはいったい何なのだろう。

妻の一言で落ち込む夫たち。育児はしても家事はまだまだビギナーなことが否めない「チョイカジパパ」は、やりかたやダンドリが分からない、どこに何があるか分からない、家事に必要なスキルが身に付いていない、などでモタモタしてしまう。妻は家事に参加する夫に感謝はしつつも、ついつい文句や不満を口に出す。それが、ナイーブな夫を傷つけてしまうのだ。また、家事は得意な「スゴカジパパ」も、自信があるだけに、妻から何か指摘されると落ち込んでしまう。そんな夫婦の様子が見えてくる。

しかし「共働き家族研究所」の調査では、チョイカジパパは傷つきながらも家事を「もっと手伝いたい」と思っている。その気持ちをうまく育てて、まずはチョイカジパパに家事の苦手意識を取り払い、妻の普段のやり方やコツが分かると家族に喜ばれ、より楽しく家事ができるのかもしれない。

【画像4】妻の言葉に凹みつつも、「家事をもっと手伝いたいと思うか」という問いに、57.8%ものチョイカジパパたちが「YES」と答えた(画像提供:旭化成ホームズ)

「パパがつくるとおいしい!」。 夫のやる気をアップさせる、妻&子どものひとこと

もちろん、妻からの言葉は夫を凹ませているだけではない。夫のやる気をアップさせる、ホメ上手な妻もたくさんいる。

●ホメ上手な妻のひとこと
・「食事をつくってくれたら『おいしい!』と大げさに言っちゃいます。
もちろん、『ありがとう』はどんなときでも必ず」
・「私がするより上手だね、ってほめています」
 と、感謝の一言や、ほめ言葉が夫にはうれしい。
・「とにかく感謝する。アイロンなど、向こうが上手な家事があるときは、やり方を教えてもらったりします」

“やり方を教えてもらう”などの場合は、妻に家事を教える、という経験を通して「家事を夫婦でいっしょに頑張る」という意識が生まれそう。

また、上級テクニックとして子どもを通して夫をほめる妻もいる。

●子どもを巻き込む策
・「子どもに『パパの得意料理をつくって』とせがませます」
・「私から直接感謝の気持ちを伝えるのは照れくさいので、子どもに『パパ、すごいね』と言わせちゃいます」

かわいい子どもに喜んでもらえれば、パパはもっと家事に取り組んでくれるはず。夫が楽しそうに家事をしていれば、「家事をすることは当然のこと」という感覚の子どもに育つだろう。小さなころから自然にお手伝いをしてくれる子どもになれば、妻の家事負担もますます減りそうだ。

家事をしやすい住空間を考えることも、夫のやる気を引き出すきっかけになる。大人が二人で立って料理がしやすいキッチンや、仕事に出かけている間でも天候を気にせずに洗濯物が干せるサンルームなど、共働き家族をサポートする間取りの工夫をすると夫も動きやすい。家づくりを通して、夫自身が家事参加のしやすい動線や収納、設備などを具体的に考えるきっかけにもなる。上手なほめ方と家事のしやすい住空間で、夫のやる気をアップさせよう。

ちなみに、旭化成ホームズ(へーベルハウス)では夫が家事参加しやすくなる「キッチン」、「ランドリーサンルーム」、「デイリークローゼット」の提案を盛り込んだモデルハウスが各地にある。お近くの方は参考に見学するとヒントがもらえそうだ。

●旭化成ホームズ(へーベルハウス)共働き家族研究所
http://www.asahi-kasei.co.jp/j-koho/kurashi/kenkyu/dewks/index.html/
●旭化成ホームズ(へーベルハウス)展示場一覧

http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/model/index.html/

【キッチン・ランドリーサンルーム・クローゼットの提案をしているモデルハウス】
埼玉県久喜市:
http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/model/detail/view/?mhid=0094

千葉県市川市:
http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/model/detail/view/?mhid=0083

【キッチンの提案をしているモデルハウス】
神奈川県小田原市:
http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/dekirumade/0253/index.shtml
愛知県豊橋市:
http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/dekirumade/0256/index.shtml
兵庫県西宮市:
http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/dekirumade/0252/index.shtml
兵庫県明石市:
http://www.asahi-kasei.co.jp/hebel/model/detail/view/?mhid=0222
元記事URL http://suumo.jp/journal/2014/07/15/66068/

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