「ペットの猫が死んだので会社休みました」なんてアリなの?

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「ペットの猫が死んだので会社休みました」なんてアリなの?

ペットは家族の一員。「もしも死んでしまったら」と想像しただけで涙ぐんでしまう人もいるのではないでしょうか。でも、動物が好きではない人や、他人のペット愛をまったく理解できない人がいることも事実です。

Q&AサイトのYahoo!知恵袋には、こんな相談が寄せられていました。ある日、質問者さんの職場で後輩女性が「下痢と嘔吐がひどい」と欠勤しました。翌日出社してきたものの、顔色が悪く元気のない様子。心配する質問者さんに、後輩はこう明かしたそうです。

「実は、体調が悪かったんじゃないんです。猫が死んで……」

「適当に生きている人」という批判も

仕事が忙しい中、ペットのことで仕事を休んだ後輩。しかも嘘の理由を言って、事情を知らない他の同僚に気をつかわせているのを見て、質問者さんは呆れてしまいました。

ペットが死んだからといって、会社を休むのはアリなのかと首を傾げる質問者さんに、回答者からは「仕事を休むのは当然」との声が多く寄せられました。oishii_yumeさんは過去2回、ペットが死んで会社を休んだ経験があります。

「自分は休みます。というか、仕事できません。翌日、みんなは『大丈夫?』と声をかけてくれましたよ」

それでも質問者さんは納得がいきません。彼女が急に休んだために、周囲に多大な迷惑がかかったというのです。時間指定で顧客の自宅を訪問する予定だったのに「連絡がなかったために代わりの社員がお叱りを受けた」ほか、

「後輩は翌日も仕事にならなかったので、上司が早く帰宅を促した。そのために私(質問者さん)が21時までの残業を強いられた」

という影響もあったようです。これには同情と、後輩の姿勢を疑う声があがりました。

「局アナの最終選考に残ったのに、ペットの不幸を理由に最終面接を辞退する人は絶対いないでしょ! 結局『アリ』は適当に生きている人の答えってこと」(Kenrousojpさん)

「本当のこと」を明かしたのはNGなのか

しかし局アナの最終選考であっても、ペットの死で面接を辞退する人が「絶対いない」と言えるでしょうか。それに今回は会社をたった1日だけ休む話なので、引き継ぎ上の問題はあったとしても比べる例としてあまりよくない気がします。

「彼女(後輩)のダメなところは、『具合が悪い』ことで休暇を取ったのなら、最後までその嘘をつき通さなければならなかったのに、あなたに本当のことを話してしまったこと」(conparu_aznigさん)

と責める人もいましたが、その一方で、後輩が質問者さんに本当のことを明かしたことを歓迎すべきではないか、と意見する人もいます。

「質問者様には本当のことを話したということは、信頼されているのでしょう。落ち着いたら食事でも誘って話されたらいいと思いますよ」(otkormtbさん)

これには質問者さんも、自分だけに真実を言われ、どうしたら良いか分からず相談を投稿したけれど、「『信頼しているからこそ、あなたに言ったのでは?』との言葉に励まされました」とモヤモヤが晴れたようすです。

ちなみにネット通販で有名なアマゾンジャパンでは、自身や家族に加えて、ペットの予防接種や病気、介護などの理由で休暇を申請・取得することができるそうです。ペット用品を取り扱う他のメーカーでも、同様の制度があるとか。ペットを愛する人たちにとっては、うらやましいですね。(ライター:Makiko.N)

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