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なぜ海上に…カーナビがズレる理由

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最近、都心から郊外に引っ越し、久しぶりにクルマの購入を検討中の筆者。クルマ選びと同様に迷っているのが、ド方向音痴の自分には必要不可欠なカーナビだ。

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だが、以前カーナビを購入した際にこんなことがあった。地図がまともに表示されなかったり、目の前に目的地が見えているのにわざわざ遠回りをさせようとしたり、立体交差から“飛び降りろ”的な指示を出したり…。

カーナビにまつわる「ズレる」「迷う」といったトラブルはよく聞く話。いったいその原因はなんなのか? パナソニック株式会社オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社の広報担当・川原さんに話を聞いてみた。

「まず、カーナビにはポータブル型と据え置き型の2種類があります。GPS衛星(以降GPS)を自車位置測位に使用するポータブルナビゲーションでは、4つ以上の衛星からの電波が測位に必要になります。ですが、ビル街や森林地帯などでは電波がさえぎられることがあり、受信できるGPSからの電波が4つ未満になると正確な測位ができず、一時的に自車位置がズレてしまいます。一方、据え置き型カーナビでは、ジャイロセンサーで進行方向を、クルマからの車速パルスにより正確な速度(移動距離)を検出し、クルマの移動位置を算出しているため、一時的にGPS信号がさえぎられても、そういった現象はほとんどおこりません」

なるほど、同じカーナビでもタイプによって大きな違いがあるんですね! でも、なぜか高速道路の出入り口ではズレやすい気がするんですが…?

「高速道路と一般道の高低差が、GPSだと判別しにくいためです。2つの道路がかなり近くに平行にあると、一時的に走行していない道路に自車位置が合ってしまうこともあります」

とはいえ、最新のポータブルナビゲーションでは、先述のセンサーを搭載していたり、アメリカ、日本、ロシアなど複数の国の測位システムからの電波を受信できるものもあり、正確性がかなり向上しているという。

近年のカーナビは驚くほど進化した模様だ。「愛車が海の上を走ってる!」…などという珍現象には、なかなかお目にかかれなくなっているのかも?
(松本京也/D.P.P.)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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