椎名林檎らを手掛けてきたアートディレクター山口真人氏が初個展開催！

椎名林檎、Rocketmanなど、ミュージシャンのPVやwebグラフィック、企業VIなどの分野でアートディレクションを手掛けてきた山口真人氏が、初の個展「Plastic Painting」を、7月18日より7月30日までの期間、代官山のアートギャラリーGALLERY SPEAK FORにて開催する。

クリーンでエッジーなデザインコントロール、同時代者たちの感性の核心を突き得るミックスメディアな仕掛けや、コンセプチュアルな楽しさに満ちたビジュアル話法に定評がある山口真人氏は、2012年より、現代アートの強いコミュニケーション力に着目。独自のアートシリーズを制作しはじめ、海外のアートフェアでも高い評価を得てきた。

“見せかけ（＝Plastic）の絵画”をコンセプトにしたそれらの作品群は、透明なプラスチック板にグラフィックをプリントし、精密に張り合わせたり、成型・再構成する手法で制作される立体作品となっている。

ダミアン・ハーストや草間弥生、ブリジット・ライリーらの現代アートをモチーフにしたリミックスアートで、“歴史から切り離されて表層的に情報や文化がつながっていく現代社会”を、グラフィカルで美しい佇まいに輝く人工素材の結晶に表徴してみせている。

同展では、プラスチックにグラフィックを密着し、円形を基本単位として造形する「DotSAMPLEs」「Plastic Painting」シリーズに加え、プラスチックの板にレーザーカッターで彫刻する新シリーズ「Plastic Relief」の3種から、自薦の約30点（全て1点もの）を展示・販売する。

山口真人氏の世界観を存分に味わうことのできる「Plastic Painting」展に乞うご期待！詳しくはこちら（http://blog.galleryspeakfor.com/?eid=833081）で確認してほしい。

■GALLERY SPEAK FOR
東京都渋谷区猿楽町 28-2 SPEAK FOR B1F
開廊時間:11時～19時 ※最終日のみ18時まで
休廊:毎週木曜日・年末年始