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素人の家具づくりをサポート。建築会社が運営する“工房カフェ”

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最近、仙台市内に建築会社が運営するカフェがいくつかあると聞いて、気になった筆者がどんなカフェなのか訪ねてみた。

仙台市宮城野区鶴ケ谷、国道4号線仙台バイパス沿いにあるのが、「café craft(カフェ クラフト)」だ。白いギャラリー風の建物には、注文住宅をメインに、設計から施工までを行う「石黒建築工房」の事務所と家具工房カフェがある。

ウッドデッキの先にカフェの入口がある。8人が座れるカウンター席、日差しが入る窓際のテーブル席は、平日とあって、ランチとおしゃべりを楽しむ子どもとママさんたちで満席だった。おもちゃを備えたキッズコーナー、授乳室、女性用トイレにはおむつ交換用ベッドを備え、キッズメニューがあるなど、子育てママにやさしいカフェだ。

一つひとつ違うデザインの椅子や照明、可愛らしい器、小物、ナプキンなどが、お洒落にトータルコーディネートされていて、部屋づくりや雑貨選びの参考にもなりそうだ。

【画像1】大きな窓が広がる店内は、展望台のカフェを思わせる造り(写真撮影:筆者)

【画像2】ランチの一例、旬の食材を使った月替わりのパスタランチ、新鮮な野菜のサラダ、ドリンク付き(写真撮影:筆者)

【画像3】工房で出た端材でつくった積木のおもちゃを子どもにプレゼントしている(写真撮影:筆者)

「Café craft(カフェ クラフト)」の特徴は、子どもとママにやさしいだけではない。カフェの奥の扉を開けると家具工房があり、家具をつくりたい人をサポートしている。

石黒建築工房の代表取締役兼カフェのマスター、石黒大さんは、カフェでのアルバイト経験があり、カウンター越しにお客さんと触れあうカフェを開きたいと以前から思っていた。その夢はいったん断念し、大工の修業やリフォーム会社勤務を経て2003年に会社を設立したが、石黒さんの夢を知る仲間から飲食店の跡地があると声をかけられ、2013年にオープン、長年の夢がスタートした。

カフェと工房の融合については、「お金を出せば何でも手に入る時代ですが、ものづくりの素晴らしさを伝えたくて、お客様専用の手づくり家具工房を始めました。カフェでコーヒーを飲んでいたら、マスターが偶然家具に詳しかった、というストーリーをイメージしました」と話す。

【画像4】石黒さんが、マンツーマンで家具づくりを丁寧に教えてくれる(写真撮影:筆者)

工房では、自分が作りたい家具などを、好きな形、サイズ、部材で、プロ仕様の道具を使い、指導を受けながら自分の手で製作できる。特に、収納棚や学習机をつくりたい人は多いという。部屋のサイズや使い勝手に合う市販の家具が探せないときは、「つくる」という選択肢があるのだ。しかも材料費・キット加工費・利用料と値段もお手ごろで、プロが手伝ってくれるからDIYが初めてでも、長く使える本格的な家具がつくれる。

家具を製作するには、会員制で入会金2000円、利用料1時間1050円(2時間以上でワンドリンク付き)。「入学祝いにパパがつくった学習机をもらったお子さんが、机に抱きついて喜んだと聞いて、胸が熱くなりました」(石黒さん)

【画像5】木工は初めてのママさん。1日で立派なランドセルラック兼本棚が完成(写真撮影:筆者)

ここでつくられた入学祝いの学習机や、新築記念のダイニングテーブルなどは、つくり手の心がこもった世界にひとつの宝物だ。「café craft(カフェ クラフト)」では、ママと子どもがカフェで美味しいものを食べてくつろいだり、遊んだりしている間に、パパが家族や新居のために家具をつくる、そんなハッピーな時間を育んでいる。

●石黒建築工房 café craft(カフェ クラフト)
HP:http://www.iadw.co.jp/cafecraft/
元記事URL http://suumo.jp/journal/2014/07/09/65746/

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