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職場の同姓、どう呼べばいい? 「良い方の鈴木さん」「下の名前はダメ!」

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新入社員や異動などで、同じ部署に同じ姓の人が重なってしまったら――。「佐藤さん」と呼びかけて、何人もが「ハイ!」と返事するような状態では、呼んだ方も呼ばれた方も紛らわしくてしようがない。

とはいえ、本人の意向を無視して乱暴なことをすると、大きなトラブルに発展してしまう。報道によると、東京のサプリメーカーに今春入社した岡山県の男性(22)が偽名で働くことを命じられ、これを拒否して逆に会社を訴えたという。

会社が「偽名」強要で訴訟に発展

この男性は出社初日に、苗字を一文字変えられた名刺を渡された。実名での勤務を希望したが聞き入れられず、翌2日から会社を欠勤。すると5月になって、会社から退職勧告書が届き自己都合退職の処理をされてしまった。

男性は実質的な不当解雇だとして、慰謝料など約1000万円の損害賠償を求めて岡山地裁に提訴した。この会社では、男性の他にも新入社員2人が偽名を強要されていたという。「同姓の人がいるから強制的に偽名」というのは、余りにも安易だ。

しかし、実際に同じような状況に陥って、工夫に困っているという人も少なくないようだ。ネットには、同僚に同姓がいるため取引先から「太ってない方の田中さん」と呼ばれ続けていた、という書き込みがあった。

キャリコネ編集部がヒアリングすると、都内のある企業では、同じ鈴木姓の社員が3人いたため、ギャンブル好きの「悪い鈴木さん」、子ぼんのうの「良い鈴木さん」、特徴のない「普通の鈴木さん」と呼び分けられていたという。

下の名前は「絶対イヤ!」と拒否

このほか、よくあるのが「下の名前」で呼ぶというパターンだ。苗字が一緒なら、名前で区別するのは合理的ではある。だが、

「新人の女性を下の名前で呼ぼうとしたところ、『絶対イヤです!』と拒否された」

というケースも。呼ぶ人や呼ばれた人のキャラクターにもよるのだろう。その場合は、面倒だが苗字つきのフルネームで呼ぶことにしたそうだ。

同姓の2人が同期や後輩、男性と女性だった場合には「田中くん」「田中さん」と敬称で区別したり、「田中係長」「田中専務」など役職付きで呼ぶケースもあった。

しかし、後輩が入ってきたら2人とも「さん付け」になったり、役職が変わって呼び名が変わることもあるので、やはり面倒といえば面倒だ。

ネットには、苗字に部署を組み合わせるという方法で、総務部の川田さんは「総田(そうた)さん」、営業部の川田さんは「営田(えいた)さん」と呼ばれているという書き込みもあった。

「ビジネスネーム」使えば問題解決?

極端な方法だが、社員全員が実名ではなく、仕事上の「ビジネスネーム」を使えば解決するかもしれない。この方法は、建設機器を中心にレンタルを行なっている「レンタルのニッケン」(東京)で実際に採用されている。

「会社は劇場、社員は役者」をテーマに、ビジネスネームを使い、公私の区別を分けて仕事という芝居を演じる、という意味合いがあるのだという。

同社の役員一覧を見ると、「プラン太郎」「努力 実」といったビジネスネームが本名と併記されて紹介されている。大川剛夫さんが「隼 直毅」を名乗るというホンモノの芸名のようなものも。少し気恥ずかしいが、これなら他の人と被ることもない。

実はあの財閥グループ? 「レンタルのニッケン」の口コミを見る

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