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【美女友達を作ろう第1回】ミスキャン・ZIP!ガール…されど調子に乗れない美女・下田奈奈ちゃん

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美女。それは、最も遠くにいるが、最もお近づきになりたい存在。同じ日本の中での異次元の世界。
このコーナーは、童貞こじらせライターの霜田が、毎回美女と対面し、その距離を縮めるという奇跡を起こし、世界は意外にも平等なんだと証明していく軌跡である……!

……と豪語したはいいものの、異世界に住む美女とどう仲良くなればいいのだろうか。まあ、とりあえず、趣味とか何か自分と共通点があれば、それをとっかかりに仲良くなれるハズ!そう安易に考え、記念すべき初回は最大の共通点を持つ女性に登場してもらった!

下田奈奈さん(22歳・明治大学4年生)。そう、最大の共通項、苗字が”シモダ”同士!これならいける! 最初のヒトコトは「僕たち、結婚しても名前が変わらないから便利ですね!」にしよう!

だが、笑顔で現場に現れた彼女に会うなり、その美しさに段取りは飛んだ。それどころか、開始20分は、オーラに圧倒されすぎて、ほぼ話の内容が頭に入ってこなかった。

そう、苗字以外は全てが違いすぎた。

子役として幼い頃から活動していた下田さんは、小学校5年生のときに、ラブベリーというティーン誌のモデルに史上最年少で抜擢される。その後、これまた史上最年長の高校2年生まで人気モデルとして幾度と無く表紙を飾る。雑誌以外にも多くの番組に出演した後、一度芸能界から距離をおく。
しかし、大学入学後も、事実上の明治大学のミスキャンパスコンテストである明治ガールズコレクションに出場するや、グランプリになり、さらには日本テレビ系『ZIP!』のZIP!ガールとして出演するなど、華々しい経歴が続く。ちなみに、芸能事務所所属時代の同年代には能年玲奈もいたりする。

この経歴を知ったときこう思った。
調子に乗ってもいい条件が揃いすぎている……!




しかし、実際の下田さんは、全く調子に乗っていなかった。むしろ、こんな競争にさらされる世界にいながら、驚くほどに無欲でガツガツしていない。かといって、流行りの”美人の自虐”というコミニュケーション手段に出るわけでもない。美人であることに甘んじずに、自分の力で人生を切り拓こうという意思のある女性だった。
なぜ彼女はこんなにスレず、調子に乗っていないのか。こんな話にヒントがある気がした。

中学生の頃、連日仕事が舞い込み、多くの芸能人や大人に囲まれる生活をおくっていた下田さん。正直、普通の中学生では経験できないような派手な世界だ。だが、学校に戻れば普通の中学生としての生活が待っている。ある日、プールの授業を見学していた彼女に、プールサイドのゴミを拾うように先生から指示がとぶ。
「そのときに『なんで私がこんなことしなきゃいけないんだろう』って一瞬思ったんです。でも、その直後に『うわ、今私、なんてことを思ってしまったんだろう』って、急に怖くなったんです」




この日から下田さんは、自分の感覚が麻痺しないことに意識的になっていく。高校進学時には、堀越学園のような芸能人が多く通う高校にいく選択肢もあったが「そっちにいったら、自分の感覚はもっと芸能界に染まってしまう……」と判断し、普通の高校に。現在も、明治大学に普通の女子大生として通っている。卒業後も普通に就職して働く予定だという。

“麻痺しないこと”は、実は意外に難しい。進学先、就職先、それぞれの世界に人は簡単に染まる。久々に再会した友人に「あれ、あいつこんな奴だったっけな」なんて思ってしまうことも珍しくない。自分のいる世界に染まって、本来持っていた自分の感覚を失ってしまう。それが思春期という危うい時期で、さらにその世界が芸能界という刺激の強い世界だったら尚更だ。
詩人・茨木のり子は言った。
「自分の感受性くらい 自分で守れ ばかものよ」




自分の感受性を麻痺させず、自分できちんと守りながら成長し、22歳の超絶美人にして、ときどき少女のようなピュアな笑いを浮かべる下田さん。

そんなピュアな目の彼女に「結婚しても名前が変わらないから便利」なんて軽い口は叩けず。ななちゃんと呼べればラクなものの、苗字でしか呼べないことで、「しもださんは…」「しもださんこそ…
と、紛らわしいやりとりが続き、もたつくコミニケーション!
美女と仲良くなるためには、まずは、機を見て下の名前で呼べるほどの心の余裕が必要そうだ……。美女友達を作れる日は、まだ遠い……!

文・写真 霜田明寛

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