2014年の世界の暮らしやすい都市ランキングベスト10発表
イギリスのライフスタイル&カルチャーメディア「MONOCLE」(モノクル)では、毎年独自の視点で、The Best Places to Liveを発表しています。
世界にはテレグラフや森ビルなどが発表する数種類の都市ランキングがありますが、このモノクル発表のものは視点がユニーク。
本屋の数、交通の便、治安、リサイクル率や充電スタンドの数、日光の当たっている量、など、まさに生活に直結した要素で切り取っています。今年のランクは以下の通り。
1位 コペンハーゲン
2位 東京
3位 メルボルン
4位 ストックホルム
5位 ヘルシンキ
6位 ウィーン
7位 チューリッヒ
8位 ミュンヘン
9位 京都
10位 福岡
※11位以下及び各都市への評価は、今月発売のMONOCLE issue75にて発表。
モノクル編集長のタイラー・ブリュレ氏が日本好きなこともあるせいか、日本がトップ10内に3都市も入っています。中でも、東京は毎年トップ10にランクインしていたのですが、今年は過去最高の2位を獲得!
主な評価ポイントは、コンパクトなのに、様々な食や文化の体験があり、時に高くついても、クオリティが高いこと、高い安全性、時間通りに来る交通機関など。外添新都知事のオリンピックに向けた成長戦略へも期待がかかっています。
ちなみにモノクル視点では、パチンコの減少、公共スペースでの禁煙、労働時間の削減等があれば、なお理想的とのこと。ランキングを全体的に見ると、安全で環境にやさしく、スマートさを兼ね備えた都市が多いようです。南北アメリカの中では、ポートランドが23位にランクインしているのみです。
ただし、このランキングは、求職率、給与水準、家賃、会社設立へのハードルなど、金銭基準は若干少ないようです。豊かな層や、手に職を持った人向けなのかもしれません。金銭的な項目があると、また結果も変わりそうです。
ちなみに筆者は、旅先で現地人と会話をしたり、不動産や求人広告を見ながら、その都市に住んだらどういう生活をするのか、と想像します。そんな中、現状の一位はベルリン。音楽やアート、エネルギー、生活コストがそれほど高くない点で、個人的に惚れ込んでいます。今年のランキングでは14位を獲得。
EU圏では、旅先でそのまま住み着くことも多いそう。今後、ASEAN内でも制度が緩和されると、そんなスタイルも増えるかもしれません。みなさんの住んでみたい都市はどちらでしょうか?
Post: GoTrip
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By Shoko
VIA: monocle.com (http://monocle.com/)
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