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日本のモノづくり支える技術系派遣

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2020年東京五輪に向けた通信インフラの整備、超高齢化社会を見据えた医療革新など、様々な課題を抱える日本。そんななか、今後ますます必要とされるのが、各分野の技術者たちだ。IT、化学、機械・エレクトロニクス…。どれも新しい社会を形作るうえで欠かせないが、こうした技術系産業の屋台骨を支えているのが、じつは「技術系派遣」と呼ばれる派遣労働者であることは、あまり知られていないかもしれない。

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国内の派遣労働者約127万人(厚生労働省調べ。2013年6月1日時点)のうち、専門的な知識や技術などが必要な「政令業務」に従事する派遣労働者は約54万人に上る。そのうちじつに33.8%を「ソフトウェア開発」「機械設計」「研究開発」の技術系派遣が占めている状態だ。

「業界を問わず、優秀な技術系の派遣スタッフは引く手あまたです。彼らは幅広い領域のスペシャリストが集まる技術系の派遣会社に在籍し、派遣先の求めに応じて様々なプロジェクトに参加します。新技術や製品リニューアルの開発・設計の場面で重用されるケースが多いですね」(リクルートワークス研究所・中村天江主任研究員)

一般的に派遣という働き方は6カ月などの有期雇用のケースが多い。だが、技術系派遣は、派遣会社が技術スタッフを無期雇用で抱えているケースも少なくない。

「技術系派遣は、短期の契約を更新していく一般的な派遣とは一線を画しています。他の派遣の仕事に比べて賃金水準も高く、研修制度も充実。様々な面で利点があるのが特徴です」(中村氏)

なお、技術系派遣には、生涯現場主義で常に最新の技術にふれ、スペシャリストの道を突き詰めていく人が多いという。まさに技術開発の最前線を渡り歩く職人。その存在なくしては、日本のモノづくりは立ちゆかないのである。
(前田智行)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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