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乳がんのダンカン妻 死の前日まで息子の弁当を作っていた

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 6月22日、乳がんのため都内の自宅で亡くなったダンカン(55才)の妻・初美さん(享年47)。28日に執り行われた葬儀・告別式で喪主を務めたダンカンは大粒の涙を流した。

 ダンカンと初美さんが出会ったのは今から29年前、彼女が19才の頃のことだった。テレビ番組のアシスタントオーディションを受けに来た初美さんにダンカンがひと目ぼれしたのだ。

「初美さんはオーディションに落選してしまったんですが、ダンカンは自分の運転手を使って連絡先を交換したんですよ。彼は人一倍照れ屋だから、自分からは行けなかったんです」(芸能関係者)

 1990年2月に結婚し、ふたりは3人の子供(長女・美つき25才、長男・甲子園23才、虎太郎15才)に恵まれたが、結婚生活は決して穏やかなものではなかった。

「奥さんは苦労しっぱなしだったと思いますよ。ダンカンは女癖も酒癖も悪かったですしね」(前出・芸能関係者)

 初美さんに乳がんが見つかったのは9年前のことだった。がんがあったのは右胸だったが、医師は後の発症を恐れて全摘手術を勧めた。しかし、ダンカンはそれを拒んだ。女性として乳房が両方ないのはつらいだろうと考えたからだ。

 しかし、その3年後の2008年頃に左胸に乳がんが発覚。さらに2011年には肝臓へもがんは転移してしまう。そしてちょうどその頃、ダンカンの不倫お泊まりが『FLASH』に報じられた。

「相手は彼より22才年下の女優さんでした。ダンカンは浮気については認めませんでしたが、ブログに土下座写真をアップしました。初美さんはダンカンに6回も離婚届を突きつけてきたんですが、最後には許してしまうんです。そしてこのブログの写真みたいに騒動を笑いに変えてしまうこともあった。彼女のやさしさにダンカンは甘えてきたんですよね」(前出・芸能関係者)

 そんな初美さんにさらなる試練が。昨年夏、がんが脳へと転移してしまったのだ。次男のママ友が当時の初美さんの様子をこう振り返る。

「抗がん剤治療の影響で髪の毛が抜け落ちてしまって、ウイッグを使っていました。みんな気づいて戸惑っていたんですが、彼女のほうから“どう似合う?”って言ってくれて。周りに気を使わせないようにしていたんでしょうね…」

 この1年、ダンカンは仕事を極力減らし、初美さんとの時間を最優先した。温泉や行きつけの居酒屋、そば屋など思い出の場所をふたりで巡った。残された時間は決して多くはない。初美さんはやせ細って誰の目にも顔色がよくなかったというが、それでも笑顔だけは絶やさなかった。

「芸人の妻としての覚悟だったんだろうね。ダンカンを心配させないように、どんなにつらくてもそんな素振りひとつ見せなくてね。亡くなる10日ほど前も植木の手入れをしたり、虎太郎くんのお弁当だって、亡くなる前の日まで初美さんが作っていたんですよ」(初美さんの知人)

※女性セブン2014年7月17日号

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