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「ほくろ」と「皮膚がん」の見分け方

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世界的人気俳優、ヒュー・ジャックマンが、昨年11月と今年5月の2度にわたり鼻にできた基底細胞がんを摘出。北京で行われた映画『X-MEN:フューチャー&パスト』のプレミアでは、将来的な再発の可能性と日焼けを予防することの大切さを語った。

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しかし、よく聞く話ではあるが、本当に日焼けをしてがんになることがあるのだろうか。国立がん研究センター皮膚腫瘍科の高橋 聡医師に聞いてみた。

「紫外線を浴びて日焼けすると、皮膚細胞のDNAが傷つきます。本来、細胞にはそれらを正常に修復する機能がありますが、長年の蓄積で傷の“修復ミス”のようなことが起こり突然変異することがあるんです。その変異が、たまたまがんの遺伝子とかがんに関係する遺伝子だった場合は、どんどん増殖を始めて皮膚がんを引き起こします」

皮膚がんのリスクが高い人は大きく3タイプ。【長く紫外線を浴びてきた高齢者】、紫外線の影響を受けやすいとされる【日焼けして肌が赤くなるタイプの人】、そして先天性異常などの【特殊な病気を持つ一部の人】。

このほか日焼けオイルや日焼けサロンを頻繁に利用したり、日焼け止めなしで過度に肌を焼いたりする行為も危険因子となりうるという。

「大人になってできた黒、茶、赤色のほくろのようなものが、徐々に大きくなったり、ジュクジュクしたり、出血するなどの症状が出てきた場合は皮膚がんの可能性があります。皮膚がんの一種であるメラノーマ(悪性黒色腫)は、初期は良性のほくろやシミと見分けがつきづらいのですが、形がいびつであったり、境界が不明瞭だったり、色ムラがあったりするので大きくなるようなら注意が必要です」

突然できた黒い“できもの”が6~7mmの大きさになったら皮膚科で受診することが望ましい。たとえこれより小さくとも、気になる色素斑があれば遠慮せずに病院を訪れてほしいと高橋医師は強調する。

「早期発見が大事なので、気になることがあれば皮膚科専門医に相談してください。また、今は肌に異常がなくとも、将来的な皮膚がんのリスクを減らすためにはとにかく予防することが大切です。夏はどうしても日に焼けてしまうので、毎日塗れとは言いませんが、少なくとも海水浴やアウトドアに出かける際には、男性でも日焼け止めを塗りましょう」

小麦色の肌が“健康的”な男性の証だったのは過去の話。屋外で活動する機会が増えるこれからの季節に、日焼け止めはマストアイテムといえそうだ。
(足立美由紀)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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