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飛田新地の元親方が教える 「稼げる子」「稼げない子」の違い

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 大阪の夜の街・飛田新地。
 街並みは大正時代の雰囲気をとどめており、軒を連ねた店先には、提灯の明かりに照らされて客待ちの「お姫様」が鎮座している――。
 そんな飛田新地の光景は、異様であり、不思議な魅力を放っています。
 『飛田で生きる 遊郭経営10年、現在、スカウトマンの告白』(杉坂圭介/著、徳間書店/刊)は、飛田新地で10年遊郭を経営し、現在もスカウトマンとして生活している著者が、飛田新地の内情を伝えた一冊。
飛田新地で働く女性は、いったいどんな女性たちなのでしょうか。その一端に触れるために、ここでは、本書から抜粋して、「稼げる子」「稼げない子」の違いに触れてみたいと思います。

■「稼げる子」とは
 「飛田新地で働いている女性の容姿は十人並み以上である」と耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。特に青春通りやメイン通りに座っている女性は、思わず振り返ってしまうほどの美女揃いだと著者は言います。
 しかし、そんな美女のなかでも、不思議と稼げる・稼げないの違いが出るそうです。
 著者が挙げる「稼げる子」の特徴は次のようなものです。

(1)顔をしっかり見て笑顔でアピールできる
(2)客に恋人気分を味わわせ、馴染みになってもらえる
(3)何をしても稼ぐ、絶対に稼ぐというプロ意識がある
(4)国家資格を取りたい、自分で店を持ちたいなどの目的がある
(5)病気で倒れた親の治療費のためなど、家族のために働いている

 「プロ意識」の例として、著者はある親方から聞いた話を紹介しています。
 ある女性は、短期間でどうしても稼がなくてはいけない事情があり、店に来たそうです。
 彼女は初日から大人気で、多数客を取りました。彼女に人気の秘訣を尋ねたところ、実は、彼女は高校時代マドンナ的存在で、「わたし飛田で働いているから、遊びに来てね」という営業電話を同級生に沢山かけており、客のほとんどは同級生だったのだそうです。
 彼女は2か月で300万稼いだところですっぱり辞めていったといいます。
 
■「稼げない子」とは
 著者は「稼げない子」の特徴として次のようなものを挙げています。

(1)遅刻と無断欠勤をする
(2)お金にルーズである
(3)ホストクラブにハマり、お金を使いこんでいる

 「どれだけ美人でも稼げない子は稼げない」と著者は言います。稼げる・稼げないのいちばんの違いは意識の低さだそうです。
 人数をこなすことを最優先してしまい、客に流れ作業のように接してしまったり、客待ちのときに煙草を吸ったりテレビを見続けたりする女性には、客はつきにくいといいます。

 「飛田にいた子、飛田で稼げた子は、普通には社会へ戻れません」と著者は言いきっています。よほど強い意志を持っていなければ、一度飛田新地を経験してしまうと、「最後の切り札」として飛田新地の存在を心にとどめ続けてしまうからだそうです。
 そんな「飛田依存症」の女性が存在する一方で、飛田新地があったから生きてこられたという人間がいることも事実であり、自分も間違いなくそうであると著者は述べています。
(新刊JP編集部)

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