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スマホはラジオ業界の救世主か?

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6月16日にマイナビニュースが、6月24日にはmsn産経ニュースが、20代のスマートフォンでのラジオ聴取が広がっていることを相次いで報じている。

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各記事のもとになったのは、在京民放ラジオ5社(TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送、TOKYO FM、J-WAVE)が20代の男女を対象に行ったインターネット調査で、1年以内にラジオを聴き始めたリスナーのうち最多の28.0%が「ラジオを聴き始めたのは、スマートフォンで聴けるようになったから」と答えたという。また、ラジオを聴く機器もスマートフォンが33.5%と、カーラジオの34.5%に次いで多いことも明らかになった。(調査は2013年6月、インターネットを通じて実施。有効回答は1032人)

スマートフォンでラジオを聴くことができる代表的なサービスといえば「radiko.jp」だ。本サービスは、2010年3月にスタート。2013年4月には、月間ユニークユーザー数が1300万人を突破、超人気サービスとなっている。今回の調査は、その実態を探る目的で行われたようだが、結果からは徐々にネットでラジオを聴くというスタイルが浸透してきたことがうかがえる。このことについて、TBSラジオの橋本吉史プロデューサーは、「ラジオとSNSの相性もよいため、利用が拡大しているのでは」という。

ラジオはこれまで、ハガキや電話、FAX、Eメールといった手段でリスナーの反応を得ていたが、スマートフォンでラジオを聴く人が増えたことで、聴きながらツイッターに投稿するなど、SNSを並行して利用する人も増えたという。そのため、生放送中にリアルタイムでより多くの人の反応を見られるようになったほか、ユーザー同士の感想のやりとりも見ることができる。

また、都心のビジネスマンのライフスタイルにもマッチしているといい、

「都心で働く人にとっては、地下鉄でネットがつながるようになったのも、ラジオを聴く要因になったようです。電車内でラジオのニュースを聴きながら出勤することができるようになりました。画面に表示されるニュースでは、歩いている時は読めなくなりますが、ラジオなら歩行時でも聴くことができます」(橋本氏)

と、通勤時のラジオの利便性を指摘している。

「若者のラジオ離れ」などと揶揄されてきたきらいもあるラジオ業界だが、スマートフォンでの聴取の拡大で、盛り返すことができるか。ライフスタイルに合ったサービスの提供いかんでこれからの展開が変わっていきそうだ。
(R25編集部)

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※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです
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