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夏の体調不良を東洋医学の知恵で予防

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気が体中を滞りなく巡ることで健康が保たれる

梅雨は雨が多く、じめじめする季節です。東洋医学では、「二十四節気の小満(5月21日頃)」を過ぎると「少陽相火」という季節が始まり、暑くなるとされます。

梅雨の時期、雨が降っている間は肌寒く感じますが、雨がやんだときは日が照って温度が上がり、さらに湿度も高くなるので非常に不快に感じます。この湿気と寒暖の差によって、大きく体調を崩しやすいのがこの時期です。東洋医学では、気が体中を滞りなく巡ることで健康が保たれると考えますが、湿気はこの気の巡りを妨げて、人体の要である胃腸の動きを低下させてしまいます。

胃腸の機能が悪くなると飲食を消化吸収できないために水分代謝がうまくいかず、胃に水が溜まってチャポチャポ鳴ったり、足がむくんだりします。さらに暑さから冷たい飲み物を飲んだり、冷房にあたったりすることで胃腸が冷えて機能がさらに低下するなど、悪循環に陥ります。

胃腸の働きが弱るとエネルギーが行き渡らず倦怠感を感じるように

古来より、胃腸は水分の代謝を促すとともに、手足に気を巡らせてエネルギーを補充する働きがあると考えられています。そのため、胃腸の働きが弱るとエネルギーが体に行き渡らなくなり倦怠感を感じるようになります。また、手足に気が十分に巡らず、水分や血が滞ってしまうと関節痛や神経痛の原因にもなります。体が痛んで重だるく、食欲もなくなり自然と気持ちも落ち込んでしまいます。

このように梅雨の季節は、湿気によってさまざまな病気の悪化を招きます。この湿気による胃腸機能の低下には、西洋医学ではなかなか良い治療法がないのが現状ですが、普段の食事に東洋医学の知識を応用することで、これらの症状をある程度予防することができます。

食欲を増やす薬味や胃腸の働きを活発にする五穀米で体調を整えて

ショウガ、大葉、ニンニク、ネギなどの薬味は、気を巡らせて食欲を増やす働きを持っているので、この季節は積極的に使用することをオススメします。また、旬の野菜の空豆、枝豆、エンドウ豆などは、体の中の湿気を排出させる作用があるので適宜取り入れてみましょう。むくみがある場合は、利水作用のある冬瓜やキュウリなどが効果的です(これらは少し体を冷やしてしまうので、食べ過ぎないようにしてください)。

加工されていない穀物は、胃腸の働きを活発にする物が多いので、五穀米などを朝からしっかり食べるように心がけましょう。暑くて食欲がないときは、そうめんなどの冷たい物がどうしても食べたくなりますが、麺類は東洋医学では消化によくないとされているので、胃腸に元気がないときは控えた方が無難です。そうめんのつゆに薬味をたくさん入れて食べる習慣があるのは、胃を疲れさせないための先人の知恵なのです。

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