ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

「七五三」「四十八願」……日本全国難読地名~漢数字編~

DATE:
  • ガジェット通信を≫

日本全国にあふれる難読な地名。前回の「動物編」に続き、今回は「漢数字編」を用意してみた。超難問ばかりを集めたのだが、あなたはいくつ読めることができるだろうか? それではさっそくスタート!

七五三(岐阜県)

まずはこちらから。普通に読めば「しちごさん」だが、答えは「しめ」。明治時代「第七大区、第五小区に属した三つの村」が合併し、この地名になったそうだ。ちなみに新年に玄関などに飾る「しめなわ」は、漢字で書くと「七五三縄」(あるいは注連縄)。三筋、五筋、七筋と順次に藁の茎を捻ることが由来だという。縁起を担ぎ、この読み方をあてたと考えられている。

四十八願(栃木県)

なんとなくご利益がありそうなイメージのこの地名。読み方は「よいなら」。かつて阿弥陀如来が「菩薩」と呼ばれていた頃、この地にある寺で四十八の誓願を立て、それを実行したことにより、晴れて「如来」になったという話が由来となっている。読み方の起源は不明だが、なんともありがたい土地である。

五香六実(千葉県)

千葉県北部には、数字にまつわる地名が多い。明治維新後、同地に政府が入植者を募り、開墾順に地名をつけたためだ。「初富」(はつとみ/鎌ヶ谷市)、「二和」(ふたわ/船橋市)、「三咲」(みさき/船橋市)、「豊四季」(とよしき/柏市)……などなど。五香六実は「ごこうむつみ」と読み、松戸市にある。ちなみに最終開墾地は十三箇所目の「十余三」(とよみつ/成田市)。

二十六木(秋田県)

数字の「二」の線を移動すると、漢字の「十」になる。書き変えると「十十六木」、ということで答えは「とどろき」! 少々強引なこの地名だが、山形県や新潟県の「廿六木」(廿は二十の意)など、同様の地名が日本各地に存在する。もともと河川の激流を現す「轟」の当て字であるためと考えられているようだ。

一口(京都府)

鎌倉時代にはすでに存在していたというこの地名。答えは「いもあらい」。読み方通り「芋洗」と表記された時代もあったようだが、「一口」が定着した。由来は、三方を沼で囲まれて、入り口がひとつだったためや、豊臣秀吉が宴席で詠んだ和歌を宇治川に流したところ、大きな鯉が短冊を一口で飲み込んだことなど諸説ある。

十八女(徳島県)

徳島県にあるこちらの読み方は「さかり」。少々、「ドキッ」としてしまう読み方だが、実は悲しいエピソードが。昔から「さかり=坂里」という地名であったこの地で、高貴な姫君が18歳の若さで亡くなった。その供養のため「さかり」に「十八女」という漢字をあて、この地名になったそうだ。,/

十二月田(埼玉県)

最後は、「なるほど!」 と思わせる読み方のこの地名。答えは「しわすだ」。その名の通り「12月=師走」ということからきているようだ。この土地では、12月に神様の使者といわれるキツネが、田植えの真似事をして遊んでいたという伝説があったそう。これが縁起のよい「豊作のお告げ」と捉えられ、地名となったという。想像すると、なんともかわいらしい光景である。

さて、あなたはいくつ読めただろうか? 飲み会や合コンなどの時に、ちょっとしたトリビアとして、ぜひ活用してみて欲しい。ちなみに由来には諸説あり、必ずしも正しいとは限らないため、その点はあしからず!

(波多野友子+ノオト)

●CHINTAI記事関連リンク
「蛇穴」「神鳥谷」……日本全国難読地名~動物編~
日本家屋にはなぜ木造が多いのか?
ベランダの「非常時に破る」隔て板は、ホントに破れるの?

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
CHINTAI情報局の記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP